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2018/05/25

キーツガルテンその後

よっこらしょっ!
かぼちゃの赤ちゃんは、
種の皮と土をしばらく抱えていました。

4月に始まったキーツガルテンは順調に進んでいます。苗を買ってそれを植えている人たちのスペースはすでにわさわさと野菜たちが育っています。私は種からはじめているので、かなりのんびりめ。それでも真ん中に2列蒔いた人参の種が、蒔いてから7日で一斉に発芽してくれ、だいぶにぎやかになってきました。



エマの希望できゅうりを育てるのですが、支柱をどうやって立てるかをずっと迷っていました。支柱を立てるとけっこうスペースが取られるので、どう効率よく、重たくなる(なってほしいな)きゅうりを支えられるだけの支柱を立てるか・・・。あれこれ考えて、竹のポールを購入して、2週間前の土曜日にノコギリなどの道具をもってガルテンへ。もくもくと作業をしていると、いつもガルテンで会う女性がやってきて、何をしてるかたずねてきたので説明をしました。それを聞くなりその女性はくるりと横を向き、「ここにあるじゃない」とフェンスを指さします。たしかに私のスペースのすぐそばにはちょうど良い位置に、ちょうど良い高さのフェンスがあって、それを使えればなあとは思っていました。でもそこには雑草とはいえ立派にツタがからまっているし、ここの風景をそんなに変えるのもなあと思っていたのでした。私が「うーん」と言っている間にその女性が「このつたを取って、あとは植木鉢をもってくればいいのよ」と言いながら、がしがしとツタを掴んで外していき、数秒のうちにそこだけツタがすっかりなくなってしまいました 汗。「じゃあ・・・ホセ(ガルテンを管理している男性のひとり)に月曜日にきいてみる」と言うと「聞かなくていいわよ、やっちゃいなさいよ」とその女性。いやはやベルリンの女性たちは強いです。あくる月曜日、ドキドキしながらホセに聞くと「いいよ」と一言返事。

スペースが増え、ちょっと欲が出てきたところで、この冬食べておいしかったので採っておいたかぼちゃの種を育種ポットに適当に蒔いてみました。そして先日、ひょっこりと顔を出しました。発芽してしまったからには、育てないわけにはいきません。結局きゅうりを育てようと思っていたところにかぼちゃを移植することにきめたので、「ツタがしがし事件」から約1週間後の週末に支柱を立てました。そのかぼちゃはHokkaido Grünという名前のもので、ドイツでよくみられるHokkaidoという品種。たいていHokkaidoというと皮の色はオレンジなのですが、それは緑(Grün)。うまく育ってくれるといいな。

ということで、今年は人参、枝豆、とうもろこし、きゅうり、かぼちゃを育てます。あとはいちごがふた株育っているのと、ハーブが数種類、その他にあいたスペースにチンゲンサイを蒔く予定です。スペースを増やす後押しをしてくれた女性にはおすそわけをしないといけませんね。

2018/05/20

アカシアのお花の入ったパンケーキ

アカシアの花

数ヶ月前にアパートの1階に越してきた女性がアカシアの花をおすそわけしてくれました。ドーナツやクレープの生地に入れて焼くとおいしいとのこと。できれば今日にも食べてねと言われたのがもう夕方。とっても良い香りがするのでおいしいうちに食べたいと思いつつも、すでにおうどんを打っていたのでかないませんでした。そして次の日もなんだかんだと調理できず、その翌日の朝食にやっと食卓に登場。私たちはファンクーヘンにしていただきました。


ファンクーヘンはドイツ語でPfannkuchen。フライパン(Pfanne)で焼くケーキ(kuchen)。クレープよりも厚い、でもパンケーキやホットケーキよりも薄いドイツ版パンケーキです。純白だったお花もところどころ茶色くなってしまってはいたのですが、生地をフライパンに流して、その上に置いて温められると、ふわっといい香りが。アカシアの花入りのパンケーキでなんとも贅沢な朝食でした。

ところでこのPfannkuchen、ベルリンでは揚げパンに砂糖をまぶしたお菓子をさします。さらに、ベルリンの外ではその揚げパンはベルリナー(Berliner)と呼ばれています。ややこしいですね。私もmr.モッツアレラも揚げパンのほうのPfannkuchenは好きではないので、我が家でPfannkuchenというのはパンケーキのほうです。

2018/04/29

ランニングシューズ新調

1年でほんの数日楽しめる
ピンクのじゅうたん

桜が散り始めました。1年のうち数日だけ地面がピンクになります。

先日、地下鉄に乗ってシャルロッテンブルグ区に行ってきました。地下鉄に乗っていた時間は片道30分くらいなのですが、いろいろな音楽を聞けました。というのも、ベルリンの地下鉄に乗っているとだいたい音楽を演奏してその後お金を集める人たちが乗ってくるからです。最近の流行り(?)はスピーカー持参でバックグラウンドミュージックを流しながらバイオリンやアコーディオンを演奏というもののようなのですが、スピーカーなしのほうが絶対にいいです。というのも電車の狭い空間の中でスピーカーの音はちょっとつらい。その日も全員スピーカー持参で、しかもすっごい音痴な夫婦もいて、カバンに入れていった村上春樹の『パン屋再襲撃』がほとんど楽しめませんでした。

さてどこへ行っていたかというと、ラウフラーデン(Laufladen)というランニング専門のお店です。ラウフ(Lauf)は走る、ラーデン(Laden)はお店という意味です。そこでは自分の足や走り方に合う靴を選んでくれます。で、ついにランニングシューズを新調しました。といっても花粉症があるから、主に雨の日ランナーですが・・・。

靴選びはこんな感じです。まずどれくらいの時間走るか、どんな道を走るかなどの質問をされ、足のサイズを測りつつ土踏まずの型を取ります。その後ランニングマシーンに乗って、家から履いていった靴で軽くジョギング。膝から下の部分がビデオで撮影されるので、それをお店の人と一緒に見て、どんな靴が合うかのアドバイスをもらう。

私の場合、足を上げたときに右膝が左膝よりも内側に入れる癖があるようです。原因は右の膝のサポート力が左に比べて弱いからで、サポート力の高い靴でそれを補うのが良いとのこと。その結果をもとに、ナイキを1足、Sauconyというメーカーの靴を2足選んで、もってきてくれました。履いてみるとSauconyの靴履き心地が抜群。聞いたことがないメーカーでしたが、ランニング用の靴のみを専門につくっているメーカーらしいです。Sauconyの靴を選び、再びランニングマシーンへ。ビデオを見ると、今度はさっきよりも膝が内側に入る角度が減っていました。

私はだいたい20分、長くて30分くらいしか走らないのですが、今後もっと長い距離を走りたいのだったら、もっとサポート力の強い靴を選ばないといけないそう。ただし、私の体は大きくないので(154.5cm)、あまりサポート力のある靴を履くと重たくて走るのがつまらなくなるでしょう、と言われました。今後長く走る予定はありませんが、その前に膝のサポート力を付けてください、というのがお店の人のアドバイスでした。ヨガはそれに最適だとのこと。

私が行ったのはこのLaufladenです。
Lunge Der Laufladen
http://www.lunge.de/


2018/04/24

桜が咲きました



先週後半になって近所の桜並木の桜が咲きました。開花後少し気温が下がったので、今日もまだ見事に咲いていました。新緑の淡い緑と濃いピンクのコントラストが本当にきれい。1年でこの時期にだけ見られる光景です。

さて前回少し触れたコミュニティガーデン。正式には「キーツガルテン」(Kiez Garten)という名前なので、これからはキーツガルテンと書きます。

90cmX90cmくらいの小さなスペース
向こうに見えるカラフルなものはサーカス小屋のテント

私たちは今年8月の初旬、ちょうど夏野菜の収穫が始まる頃に2週間ベルリンを離れることになっているので、種蒔きは少し遅らせ、8月中旬に戻ってきた後に収穫をできるようにすることにしました。といっても自然が相手なので、そううまくいくかは不明ですが。ということで、まだ上の写真にあるシルバーのコンテナにミツバチが好むお花の種やわけぎの種を蒔いただけです。真ん中のスペースには、枝豆、きゅうり、人参を中心にハーブ類を少し植える予定です。

キーツガルテンが開始し、知り合いができました。ガルテンはCabuwaziというサーカスやダンスなどの練習場の敷地内にあり、そこにはカフェもあるので、なんとなくふらりとカフェに行くと、ガルテンの仲間がいて、あいさつをかわしたり、野菜の話をしたりとなかなか楽しくなってきました。

2018/04/14

春がきた!花粉症・・・そして新しい試み

飛行機
最近具体的なモノを描くようになってきました

ここ1週間で一気に春の陽気になりました。春がきた!と喜ぶのもつかのま、花粉症がはじまりました。先週のある朝、コーヒーミルをごりごりまわしながら、台所の窓を開けて外を見ていたら、風とともに白樺の木からふわあっと黄色い粉が舞い、思わず窓を閉めてしまいました。白樺の木、近所にけっこうたくさんはえていて、好きな木なのですが、この時期はできれば近寄りたくないです。20日から25日で開花時期=花粉を飛ばしまくる時期が終わるそうです。

3月末に近所でコミュニティガーデンの募集があったので申し込んでおいたところ、一区画使えることになりました。廃材を使用して組み立てた花壇のような小さいスペースなのですが、今からワクワクしています。このコミュニティガーデンは、クンガーキーツ・イニシアチブ(kungerKiezInitiative)という組織のプロジェクトのひとつ。映画上映会や日曜大工やソーイングのワークショップなども開催していて、これからここにいろいろ関わることになりそうです。

2017/07/01

大雨の中クレーに会いに

ベルグリュン美術館の渡り通路の屋根に
みるみるうちに雨がたまっていきました

おととい29日から30日にかけてベルリンは記録的な量の雨が降りました。道路が冠水したり、浸水で非難命令が出た建物があったりと大変で、非常事態宣言が出たほど。 29日は、その後ベルリンが大変になることも知らず、実は被害の大きかったシャルロッテンブルグ(Charllottenburg)にあるベルグリュン美術館 (Museum Berggruen)へ行ってきました。

私のお目当てはパウル・クレー(Paul Klee)。雨のせいもあったのかもしれないけど、ものすごくすいている静かな環境で、じっくり鑑賞させてもらいました。青の使い方が本当にきれい。そして、まっすぐだけど、ただのつまらない直線ではない線。とても魅力的でした。

Paul Klee, Landscape in Blue (1917)

今回クレーの作品を見ていて、突然中学校での記憶がよみがえりました。あるとき美術の宿題で絵を提出したのですが、その絵が銀賞を取りました。なんのコンテストだったか覚えてませんが、たぶん学内のなにかです。そのとき先生に「クレーの絵みたい」と言われ、「クレーって誰?」と思った記憶です。もうどんな絵を自分が描いたかも覚えていないし、先生の顔も名前も覚えていないのですが、クレーの絵に似ていると言われていたなんて!今ならちゃんとお礼を言えるのになあ 笑

Paul Klee, Part of G (1927)


絵を見終わって、地下鉄駅に行く途中、信号機が動いていなくて、大きな交差点には白バイの警察官が立って交通整理をしていました。

行きの地下鉄の中で塩野七尾著の『イタリアからの手紙』を読んでいたのですが、ちょうどそこに、ドイツ人は「信号機が故障していた場合は、いったいどうなるのだろう?」というくだりがあったのを思い出しました。かいつまんで書くと、イタリア人、特にローマの人は信号無視は当たり前。みんなそうだから、信号が青だろうが赤だろうが、それに完全に頼ることなく自分の目で確認する。それに比べドイツ人は信号を守る。赤ならしっかり止まる。そのかわり青になったらレースさながら発信する。横断歩道の途中で渡りきれず立ち往生している歩行者がいたら、その人が悪い。規則は規則だから。

いたるところで鳴らされるクラクション。遠くから聞こえてくる救急車や消防車のサイレン。そのために道を開けなければという緊張感。大混乱という状況ではないけど、まるで逆走行している車が点在しているかのような、これ以上何かが崩れると一気に混乱していくような雰囲気でした。こんな状況の中では、普段から自分の判断で行動している国民のほうが臨機応変に対応ができるのかもしれないなあと思いました。   

今日もほぼ一日雨でした。 ベランダのトマトやバジルたちはうなだれてます。明日は太陽が出るかな。せめて雨が降らなければ良しとしよう。でも、もし雨が降ったらクレーの雨の絵でも見て(インターネットでだけど)心をなだめよう。  

2017/06/25

年に1回のアートイベント:48 Stunden Neukölln



昨日、今日と、年に1回私たちが暮らすノイケルン地区で開催されるアートイベント、"48 Stunden Neukölln(アフト ウンド フィアツィヒ・シュトゥンデン・ノイケルン)"でした。

毎年このイベントの2日間はうちの前の運河をライブミュージック付きの船が通るので、いつかそれに乗ってみたいと思っていました。昨日も何回も音楽と共に船が通って、そのたびにエマは大興奮。夕方にはベランダから見ているだけでは物足りなさそうなので、うちの斜め向かいの船着き場まで行ってみました。偶然係りのお兄ちゃんが暇そうに立っていたので、チケットについて聞いてみると、明日の12時すぎにそこ行けば買えること、チケット代はひとり2ユーロという情報を入手。

起きたとたん船の話ばかりして「いま 行く?」と何度も聞いてくるエマを何度もなだめて、ついに12時。無事チケットを購入しました。


二日酔いのmr.モッツアレラと待ちきれなくてうずうずしているエマを連れて船着き場へ。時折雨が落ちてきましたが、青空もあり、暑すぎることもなく快適でした。何よりもいつもは見ているだけの運河の上を船で移動し、いつも見ている風景を運河から眺めるのはおもしろかったです。

私たちは1時、3時、5時と当日券の発売があったうちの1時の船に乗ったのですが、船を降りたとたんエマがもう1回乗りたいと言うので、二日酔いで船に乗って顔色が変わってしまったmr.モッツアレラには先に家に帰ってもらって、3時のチケットも購入。結局1回45分、合計1時間半のライブミュージック付きクルーズを破格の値段で楽しませてもらいました。

人によっては、このイベント"48 Stunden Neukölln"をジェントリフィケーション(都市の居住地域を再開発して高級化すること)のひとつだと揶揄する人もいますが、私は関係ないような気がします。以前は人があまり住みたがらなかったノイケルンが今や人気のエリアになり、地価が高騰してしまったのも、年に1回のアートイベントなんかよりももっと大きな力の影響だと思います。 

"48 Stunden Neukölln"では、ギャラリーやアトリエのほか、お店もアートスペースになるとか。来年は父子を船に乗せて、私はギャラリー巡りしようっと。

2017/06/14

玉ねぎの効用


熟したと思ったら
いくつか鳥に食べられてしまいました。
鳥より早起きするのは無理だから降参

今年の我が家のベランダ菜園の主役はイチゴです。かなり意気込んではるばるベルリン西側のドメーネダーレム(Domäne Dahlem)という農場まで行って苗を買ってきました。ここ数日ついに実が赤くなり始めたのですが・・・あまり美味しくない 涙。エマはイチゴの実がまだ緑だったり白だったりする時から大興奮で、「まだまだ酸っぱいよ。待ってたら甘くなるからね」と言い聞かせる日々でした。そして先週、ついに最初の実を収穫。エマは大喜びで口に入れましたが、直前にネクタリンを食べていたこともあり、かなり酸っぱかったようで、大慌てで「ママ!そこ(苗)に戻して!酸っぱいよう!」と顔をしかめていました。

エマは手足口病にかかり今週はずっと保育園を休んでいます。先週の火曜日に保育園から手足口病が流行り始めているというお知らせをもらったのですが、「今回かかって免疫をつけてもらおう♪ちょうど私が抱えている締め切りは納期に余裕があるものだし」なんて思っていたのですが・・・。調べてみたら手足口病と診断される病気の原因となるウイルスは10種類あり、1回かかっても他のウイルス由来の手足口病にかかった人に接触すれば発症するとのこと。がーん!

子どもが保育園に通い始めるとびっくりするほどたくさんの病気をもらってくるというのは聞いていましたが、去年の9月に保育園に通い始めてから、常に風邪をひいているような感じでした。そして、私もいつもよりも風邪をひきがちで、早く冬が終われー!とつぶやいていたものでした。2月の始め、あまりに私の咳が止まらないので、家族医のところに肺を見てもらいにいった時のこと。「こんなに風邪をひくことは普段ないのに・・・」とブツブツ言うと、統計によると保育園・幼稚園に通っている子どもは、年間平均25種類の病気にかかっているとのこと。「だからなんでこんな風邪をひくんだろうとか考えてないで、あきらめなさい」と言われました。

 何種類もらってきていたかは不明ですが、風邪のバトンレースが繰り広げられたこの秋から春にかけて我が家で大活躍したのは玉ねぎでした。特に鼻づまりに効果あり。使い方は、玉ねぎをみじん切りにして、薄いハンカチにくるみ、包丁の柄で軽く叩くか手でもんで潰す。それをお皿の上に置いて、枕元に置く。私自身も鼻づまりの時に試しましたが、とても効きました。

他にも、喉が痛い時は生の玉ねぎをかじると効くそうです。また中耳炎などで耳が痛い時は玉ねぎを小さく切ったものを蒸して温めて、ガーゼに包んで耳の穴に置くと痛みが和らぐそう。

玉ねぎの効用にはたくさん助けられましたが、できれば次の秋が来るまではお世話になりたくないなあ。

2017/04/22

寒いけど桜は満開


ちょっと暖かくなったと思ったら、ここ1週間以上ずっと肌寒くて、風が強く、雨の多い日が続いています。もうダウンを洗濯してしまったけど、また出そうかなと思うほど。それでも、近所の桜はほぼ満開です。今年は寒いおかげで開花期間が長い気がします。

うちの近所の桜並木道の桜も、近くの公園などに咲いている桜も、たぶんいわゆるヤマザクラで、葉っぱと花が同時に開いてきます。


ちょうど数週間前、エマと『やまざくらとえなが』という本を読み始めたのですが、そのおかげで彼女は外で桜を見つけると「ヤマザクラだ!」と指差しています。桜の花を楽しむというような年中行事は、子どもの成長に気がつく機会でもあります。満開の桜の下を通っても反応をしなかった一昨々年、なんだこれ〜?という感じで見上げていた一昨年、「お花〜!」と言って指を指していた昨年、そして、「ヤマザクラ〜!」と私より早く見つけては大興奮している今年。

近所の桜並木道では、花の時期が終っていっせいに散り始めると、落ちた花びらで桜色の道ができます。1年でほんの数日しか楽しめない光景です。

遠くから見ると新緑の中にぽつぽつと桜色が見えて
とってもきれい。

2017/04/06

いかにもドイツな経験


 
先週末はMr.モッツアレラのお母さんとおばあちゃんのお誕生日をお祝いに、オーバーハウゼンへ行ってきました。オーバーハウゼンはドイツ西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州にある小さな町で、ベルリンからは電車で4、5時間。学校で習ったルール工業地帯にあります。親戚でもいなかったら訪れることはないだろう、ドイツの普通の町です。おばあちゃんは今年88歳になりました。ドイツは誕生日を迎える本人が、招待した人にケーキなどをふるまう習慣があります。おばあちゃんは今年もなんと3種類のケーキを焼いて待っていました。乾杯のときにはみんなと一緒にシャンペンをあけ、その後別のお酒も飲んで上機嫌でした。ちょうどその日はお天気が良くて暖かく、一日中お庭で過ごすことができました。

さて、ここ数週間、いや数ヶ月、いかにもドイツな経験をしていました。

過去数年使っていたSparkasseという銀行の手数料が大幅に値上がりしたのをうけ、その口座は閉じ、mr.モッツアレラがずっと使っているCommerzbankに私も口座を開くことにしました。Commerzbankはオンラインのみの銀行で窓口をもちません。手数料が他の銀行に比べ安いのですが、窓口がないゆえに口座を開設する際の本人確認を郵便局で行わなければいけません。

数ヶ月前、書類とパスポートをもって近所の郵便局へ行きました。しかし私のパスポートは読み込めないとのこと。仕方がないので後日ほかの郵便局へ出向くも同じ結果。その後何度もためしましたがどこの郵便局でも読み込みできず。ある窓口では「またあなたね。たぶんだめだと思うわよ」とまで言われたほどです。ドイツでは銀行口座を開設するのに必要な情報として名前や生年月日のほかに「出生地」があります。ところが日本のパスポートには「本籍地」とはあるけど「出生地」とはない。それが読み込めない理由のよう。それは私の力ではどうしょうもないので、Commerzbankは断念することに。

いろいろ調べて郵便局のPostbankの手数料がわりと安いので、そこで開設することに決定。ウェブサイトを見ると持参書類は身分証明書のみとあったのですが、パスポートの他に念のため日本でいう住民票にあたる書類(meldebescheinigung)とをもって窓口へ行きました。しかし!窓口の人が住民票を見るなり、「発行から6ヶ月以内のものじゃないといけません」と一言。・・・ウェブサイトにそう書いておいてほしかった。

そのまま重い足取りでお役所へ出向きました。ドイツで暮らしている日本人なら同じ思いをしていると思いますが、ドイツのお役所は本当に「お役所仕事」しかしないので、できれば関わりは避けたいもの。でも仕方がありません。「銀行口座を開設したいので、住民票の写しをください」と言うと「わかりました。銀行カードはもってます?現金は受け付けないので」。・・・えっと「銀行口座を開設したい」って言ってるんだからもってません。

近くにあるもうひとつの役所窓口は現金を使えるとのことで、そのままそこへ移動。ちょっと待ったのちに受付の順番がきて、また同じように「銀行口座を開設したいので、住民票の写しをください」と言いました。窓口のお兄さんコンピューターで何やらカチカチ、カチカチ。そして言われたのは「今日はできないので明日またきてください」。その日の業務時間は朝の8時から15時まで。私が窓口にいた時間はお昼の12時半。一瞬言葉を失いました。・・・登録してある情報をただ印刷してほしいだけなのに。

そしてオーバーハウゼンから帰ってきた翌々日の火曜日、待ち時間に読むための本をもって役所へ行ってきました。建物の外での待ち時間40分、その後受付までの待ち時間約5分、受付から呼ばれるまでの待ち時間約10分。合計約1時間の待ち時間を経て、住民票のコピーを入手。もう額に入れて飾りたいくらいでした。その後エマを保育園に迎えに行ったその足で郵便局へ出向き、めでたく、ついに、ついに、ついに、銀行口座を開設できました。長い道のりでした。

もうしばらくドイツのお役所には関わりたくないです。 ・・・でも、近々税務局(Finanzamt)へ行かないといけないんだった 涙

2017/03/28

わーい 春だ!


今日も晴天でした!そして最高気温20℃を超える陽気。エマと保育園へ行く途中に太陽がさしてきて、柳の木の新芽に当たってきれいだったので足を止めて「きれいだね〜」なんて言っていたら「ママ、はやく ティナ(保育園のアシスタント)がまってるよ」とせかされました。いつも彼女をせかしているお返しがきました。



今日は今年初のベランダディナーでした。それもエマのリクエストで。

巣作りのための木を集めにきた鳥を観察するふたり






2017/03/27

かないやしない

家でフムスを食べるとあまり感動しないのに、
外で食べるとフムスって美味しい!と思える。

今年の抱負の中には、「夜10時には寝るようにする」というのと、「近所のカフェを開拓する」というのがあります。もうすぐ4月になろうとしていますが、かないやしません。

まず最初の抱負。エマの保育園通いが軌道に乗り始めてから仕事の量を増やしました。といってもエマが保育園に行っているのは午前の8:30から午後1時までで、お見送りお迎えの時間を引くと、私が仕事に集中できる時間は3時間程度。結局夜に仕事をすることになって、結局早くても寝るのは11時半頃になってしまいます。仮に仕事がない夜でも、10時に眠ることなんてよほど疲れていないとできません。夜10時就寝を抱負にした理由は、髪とお肌のためでしたが、 ほぼあきらめかけています。

もうひとつの「カフェを開拓」がなぜかなわないか。それはお家で飲むコーヒーがおいしいからなのです。こう書くと傲慢に聞こえるかもしれませんが、家では豆をハンドミルで挽いて、ネルドリップを使って淹れていて、私にとってはたいていのカフェで飲むコーヒーよりおいしいのです。カフェというのはただコーヒーを飲みにいく場所じゃなくて、空間を、そしてそこでの時間を含めて楽しむものなんだから、本でももって出かけようと思いつつも、朝においしいコーヒーを自分の家で飲んでしまうと、もういいや、となってしまう。そんなこんなでかないやしない。これについては、最近特に家の界隈にカフェがたくさんできてきて、気になる場所もいくつかあるので、実行したいなと思っています。

今日は一軒、新しいカフェに行ってきました。
  
今日はmr.モッツアレラが保育園にエマを迎えにいくというので、急遽友人と遅めのランチをすることにしたのですが、友人が指定してきたカフェが偶然、気になっていたカフェのひとつでした。イスラエル・フードを出すカフェで、食事はベジタリアンメニューが6、7種類。私はフムスというひよこ豆のディップとピタパンを注文しました。友人はピタバンにナスのグリルを挟んだロールを注文。ピタパンはもちもちで、フムスは乗せてある複数のスパイスのおかげでいろんな味が楽しめました。ついに春がきた!という陽気だったので、外テーブルで、満足度の高いお昼のひとときを過ごしました。

お皿として使われていたタイルが
はっとするほどきれいでした

カフェの情報はこちらです。最近うちの界隈は晴れの週末はものすごい人なので、ここもきっと混んでいると思います。天気が良くなるこれからは平日がおすすめです。

Café Mugrabi

2017/03/24

プレゼント完成、そしてオーブンは大忙し



ここ数週間めずらしく忙しい日々を送っていました。仕事がコンスタントにあった(フリーランスとしてはありがたいことです)うえに、エマのプレゼントを完成させたり、養蜂ワークショップに行ったり、ケーキを焼いたりとしているうちに、はっと気がついたらもう3月も後半です。

エマのプレゼントのカートはお誕生日の2日前に無事完成。お誕生日当日、彼女がお昼寝をしている間にカートのバスケットの中に私の母親からのプレゼントを入れて、大きな布をかけて、リビングルームの真ん中に置きました。起こしてお部屋に連れていくと、寝起きで機嫌悪いながらも「あれなんだろう?!」と気がついたらしく、ささっと近寄っていきました。かけてあった布を取って、カートを発見。とってもご満悦でした。以来、家中どこに行くにもカートを押しています。トイレはもちろん、地下の倉庫に行くときにももっていくほど。つくってよかったです。

今年は保育園でもお祝いをしてもらったのと、週末に家でパーティーをしたので、そのためのケーキづくりで我が家のオーブンは大忙しでした。保育園へもっていったのは、アレルギーの子もいるので乳製品・卵なしのビーガンケーキでした。ビーガンケーキを焼くのは初めてだったのですが、卵やバターを室温に戻す必要がないし、材料は分離しないし、とっても簡単でした。



週末のパーティー用には、4種類のケーキを焼きました。ひとつめはビルベリー(ドイツ語ではHeidelbeer ハイデルベア)とホワイトチョコレートのケーキ、2つめはラズベリーとクワーク(フレッシュチーズの一種)のタルト、3つめはレモンとピスタチオのケーキ、4つめは子どもたち用に電車の形のケーキです。タルトの中に入れるために買っておいたクリームの種類を間違えていたり、レモンとピスタチオのケーキでは材料のオリーブオイルを混ぜるのを忘れて焼き始めてしまったりといろいろアクシデントがありましたが、なんとかケーキの形に仕上がり、お客さんも食べてくれていたので◎としよう。パーティー用に焼いたケーキの写真を撮るのはすっかり忘れていました。

ケーキは、保育園と家とそれぞれのパーティーの前の深夜に焼いていたのですが、二晩とも途中でエマが起きてきて台所のドアを開け「なにやってる?」と聞いてきました。 前だったら夜中に目を覚ますと、泣いて私を呼んでいたのに、成長したものです。でももしかするとケーキのにおいに誘われて起きてきただけなのかもしれないですが。

2017/03/10

もうすこしで完成


エマが台所の棚から製氷皿を引っ張りだしてきて
「これつかっていい?」といいながらすっと立ち去っていった。
数分後に見ると、きれいに石と木の実がならんでいた。

エマのショッピングカートづくり、ゆっくりとですが着実に進んでいます。これまで2回工房へ行き、材料を採寸し、裁断し、組立、紙ヤスリをかける作業をしました。カートのバスケット部分はすでに完成しました。


といっても、私ひとりではとてもここまではたどりつけなかったでしょう。今回私のプロジェクトを手伝ってくれているのでは、先日紹介したRegenbogen Fabrikのスタッフのコニーさんという女性。大型の機械を使った裁断は彼女がやってくれましたが、あとの作業はやり方をとてもていねいに教えてくれ、私がなるべく実際に作業を行えるように配慮してくれています。上の写真に計算機が置いてあるように、木工作業は算数がたくさん出てきます。全体が高さ60cmでカートの高さは28cmだから、この部分は17cmで・・・。計算は苦手だけど、そういうパズルみたいな(?)ことは好きなので、それだけでわくわくします。

ここはさすが工房だけあって、道具類は驚くほど充実しています。どうやら常連さんもいるみたいで、工房はとてもいい雰囲気です。 私もまた何かつくりたいものがあったらまたお世話になろうと思います。

屋外ではこんな大きなものが製作中


今からバスケット部分とカートのもち手部分の色を塗ります。朝エマが起きてきたらさっと隠さないと。

ところで明日は都市での養蜂についてのワークショップにいってきます。かれこれ10年以上興味のある養蜂。ワークショップのチケットはmr.モッツアレラからの新年のプレゼントでした。楽しみです。

2017/02/25

自分の足に合わせた中敷

保育園から帰ってきてお家で一緒にカフェタイム♪
写真を撮ろうとした瞬間!あ!手が!
最近エマの手が台所のカウンターに届くようになったので、
注意が必要です。

今日土曜日、mr.モッツアレラはお昼から仕事でした。それを知ったエマは一言「エマも かいしゃに いく」。会社はエマにはつまらないかもしれないとか、エマ用のトイレはないよとかいろいろ言っても納得しません。仕方がないので、会社に電話し娘を連れて行って 10分くらいいさせてもいいかと確認したところ、もちろん!というお返事が。エマは大喜びです。mr.モッツアレラが会社にもっていくサンドウィッチをつくっていると、自分もつくるとパンを切ってもらいバターを塗り始めました。中にうちで育てているアルファルファのスプラウトをはさみ、紙の袋につめて、自分のバックパックに入れて準備完了。ふたりは自転車ででかけ、私がバギーをもって遅れて到着しエマを連れて帰るという段取りだったのですが、私がオフィスに着くと超誇らしげに椅子に座っていました。オフィスに連れていってもらえたことで満足したのか、「帰るよ」というとすんなりとバギーに乗り、持参したサンドウィッチを食べたあとにお昼寝していました。

さて先月、靴の中敷の処方箋をもらいに整形外科(Orthopädie:オーソペーディ)に行き、2年ぶりに中敷を新調しました。別の靴を履くときには中敷をいちいち入れないといけない手間はありますが、これが本当に優秀で、ちょっと足に合っていないかなと思っていた靴でも快適に履けます。

ドイツでは保険の種類にもよりますが、費用の一部が保険でカバーされ、 私の場合はかかったお金は10ユーロくらいです。mr.モッツアレラによると、私たちが入っている保険会社は、以前はランニング用など特別な中敷も保険を適用していたのに、今はベーシックなものしか適用しないとのこと。保険会社の傾向として、問題を予防するのではなく、問題が起こった後に対処する方向になってきていると言っていました。確かに中敷のおかげで、腰痛だけでもかなり防止できるし、歩くときの姿勢も良くなるので、内蔵にもいい効果があるはずなのですが。

気になったので、「中敷 ドイツ」というキーワードで検索して、同じように自分の足に合わせてつくってくれるお店のサイトを見てみたら、一番安いもので15,750円。サイトにある写真を見ると、私が先日つくったのと同じ方法でした。ドイツで保険が適用されなかったらいくらかかるのかは知りませんが、たった10ユーロでつくれることに感謝です。

ここ数年ずっと腰の左側に痛みというか重たさを感ることがよくあるので、整形外科でついでに相談してみたところ、フィジオセラピー(physiotherapie: 理学療法)への紹介状を作成してくれました。これも一部保険でカバーされるので、6回の治療で自己負担は20ユーロほど。フィジオセラピーはずっと気になっていたので、相談してみてよかったです。 
ところで整形外科で「何か重いものをもちますか?」と聞かれたので娘を抱っこすることがあると答えました。年齢を聞かれたのでもうすぐ3歳だと言うと「じゃあ、もう抱っこはやめましょう」と言われました。
エマ:抱っこ!!(こういうときはたいてい転んで半べそをかいていたり、眠かったりする)
私:腰が痛いから抱っこはできないよ
エマ:あ、そう。じゃいいわ。
なーんてことはありえないので、お医者さんのアドバイスは却下です。

2017/02/17

あのプロジェクトは今


以前に「プロジェクト開始」というタイトルで、エマの誕生日プレゼントにドールハウスをつくるという計画について書きました。あのプロジェクトは今、少しだけ形を変えて動いています。

少しだけ形を変えというのは、つくるのはドールハウスではなく、ショッピングカートになったこと、そして材料の変更です。

なぜドールハウスをつくるのをやめたかというと、最近シュタイナーのおもちゃカタログが届いたのですが、そこにはっとするほどすてきなドールハウスが掲載されていたのです。これいいなあと思っていたら、ソファに置いてあるカタログを見つけたエマがふむふむ見ながら突然「これおたんじょうびにかってね」と一言。え!そんな言い回しどこで覚えたの?と驚きましたが、同時にエマがそのドールハウスを欲しいと言ったことに二重の驚きでした。あんな美しいドールハウスは逆立ちしてもできないから他のものつくろう、と思ってすぐに頭に浮かんだのがショッピングカートでした。ドールハウスはエマのドイツのおばあちゃんに買ってもらうことにしたので、いつか写真を掲載しますね。

さて先日、このプロジェクトのために近所にあるRegenbogen Fabrik(Regenbogenは虹、fabrikは工場の意味)というところへ行ってきました。そこでは、決して広くはない敷地の中に、ホステル、カフェ、自転車修理工房、保育園、そして木工作業所が併設されています。木工作業所では作業台や道具を貸してくれるほか、製作のアドバイスも提供してくれます。ウェブサイトはそんなに更新されていなさそうだし、実際運営されているのだろうか、と半信半疑に出かけてみると結構人気があるようで、4台ある作業スペースはうまっていて工房の人は忙しそう。少し待ってやっと話ができたので、写真を見せて、これを3月の中旬までに娘につくりたいということ、私は木工の経験があまりないことを伝えました。経験がないことに関しては「私たちはそのためにいるんですよ」という心強い答えが返ってきました。昨年11月に集めた木の写真を見せると、その木はこの用途には向かないとのこと。自分たちが暮らしている道にあった木を使うというのが私にとっては大切なポイントだったのですが、あきらめて材料はホームセンターで調達することにしました。

さて、私がインターネットで見つけて持参したショッピングカートの写真を見ながら、彼女が紙きれにさらさらと書き始めたのがこれ。


9mmの板を約1㎡、車輪4個・・・。写真を見ながら、それを平面にして材料を割り出せる。すごいなあと思いました。

作業スペースの予約は3月1日に取ることができました。それまでに材料を集めておかないと。しかもエマに見つからないようにしないといけない。これが一番難しいかも。

2017/02/15

ペンギン歩き


凍った運河の上を夜のお散歩

先週の日曜日、ついに運河の上を歩くことができました。ここしばらく家の前の運河はずっと凍ってたものの、所々薄いところがあったり、穴があいていて水が見えていたりという感じだったのですが、ここ数日夜の冷えがきつかったおかげで完全に凍ったようです。ただ、何度も凍ったり融けたりを繰り返したためか表面はいたるところ凹凸があるうえ、とても滑りやすかったです。エマは私とmr. モッツアレラに手を引いてもらっているのでたまに両足をそろえてすーっと滑って楽しんでいましたが、私たちは転ばないようにひたすらペンギン歩きでした。

翌朝月曜日は朝日の中でスケートをしている人をみかけました。天然のスケートリンクを独り占めです。mr.モッツアレラはサメのコスチュームを着てスケートをしている人を見たとか。今日保育園にエマを迎えにいったときにその話をアイルランド出身の友だちにしたところ、「歩いていいですよ」っていうお知らせが来るのか?と聞かれました。ここはベルリン、そんなものはありません!ちなみに今日保育園の帰りに運河沿いの道を歩いていたら、警察官がふたりパトロールをしていて、運河の上を歩いている人に土手に上がるように警告をしていました。でもその後に通りかかったらたくさんの人が歩いていました。



運河が凍ると物を投げる人がいて驚きます。どれくらい凍っているか見たいのか、それともお水に落とすときとは違って沈まないのがおもしろいのか、理由は分かりません。でも、今年は薄氷から始まって凍っている期間が長かったので、お正月の花火の残り、クリスマスツリー、ビール瓶などが散乱していて、けっ こう悲しい状態になっている場所もありました。氷が融ければそれは全部水の中に落ちていってしまうわけです。私たちが運河を歩いたその日はだれかが(日曜日なので、一般市民のはず)落ちているものを拾って、土手の上によけてくれたようです。    

凍った運河の上を歩いたのは2012年以来だったのですが、調べてみたら、ちょうど5年前の2月13日の投稿にありました。あの年は今年よりもずっと寒かったのを覚えています。しっかり分厚く張った氷に上には雪が積もっていて、普通の道を歩くようにお散歩を楽しめました。

2017/02/07

終った〜!

髪の毛は古いデッキブラシ、
口は自転車のライト

昨日、1月中旬に始まった校正プロジェクトがついに終わりました。

プロジェクト開始から終了までのこの3週間たくさんのことがありました。雪が降ったり、びっくりするほど晴れたり。エマがキタから風邪をもらってきて、mr.モッツアレラがそれをもらい、数日後私も見事にいただきました。先週はお腹の調子がどうも悪くて火曜日からキタはずっとお休み。はっと気がついたら1月が終わっていて、節分も過ぎ、エマの語彙はまた増え、ご近所さんが亡くなってしまい、オバマ政権がトランプ政権に変わり、友だちがお誕生日を迎え・・・。つい最近年が明けたばかりと思っていたのにもう今は2月の第2週です。

今回の案件は、アメリカがオバマ政権の間に行ってきた地球温暖化対策のまとめと、パリ協定を念頭に今後歩むべき道について書かれたレポートでした。その校正作業をしている間にアメリカの政権が変わりました。トランプ大統領は就任直後に、これまでオバマ政権が行ってきた「気候行動計画」を撤廃し、化石燃料の使用を増やすと表明。翻訳文と元の英語で書かれた文章を見比べながら、何度ため息をついたことか。

今日の午前は前半は家でゆっくりコーヒーを飲み、後半はコルヴィッツプラッツ(Kollwitzplatz)というところにあるLPGというオーガニックのお店でお買い物。LPGはベルリン中に9つの支店をもつオーガニック食品や雑貨類のお店なのですが、コルヴィッツプラッツのLPGのコスメティックコーナーには、ドイツで手に入るオーガニック化粧品類が勢揃いしています。今日は愛用しているドクターハウシュカ(Dr. Hauschka)の製品をいくつか購入。会員価格で買えるので少しだけお得です。その後はキタにエマをお迎えにいかないといけなかったので、せっかくいつもとは違うエリアに出かけたものの、カフェに立ち寄ることもなく帰ってきました。明日はこの間誕生日を迎えた友だちとお茶をした後にランチです。彼女とは子ども連れで会うことが多いので、いつもは楽しいけどせわしないのですが、明日はゆっくりした時間を楽しもうと思います。

最後に、ページ上の写真は先日運河沿いの道をお散歩していたら出逢った雪だるまです。民芸品のような、何とも味のある子でした。私が興奮しながら見ているとエマがにた〜と笑って「カプート?」と一言。カプト(kaputt)とはドイツで「壊れる」の意味。私なりに翻訳すると、「エマ、壊していい?」ということだと思います。砂場で山やトンネルをつくっても、積み木やLegoで遊んでいても、壊すことに最大の喜びを感じる子どもたち。エマも例外ではないようです。

なんだか数週間分の日記を一気に書いたようなブログ記事になってしまいました。

今年の抱負のひとつは早寝なので、もう寝よう。


2017/02/01

そり遊びと春のけはい



先日氷の上をつるつるすべりながら歩いているカモや白鳥の姿を見て笑っていたら罰が当たりました。おとといの晩積もった雪が今日は溶け始めて、雪かきをされていない歩道はぐちゃぐちゃ。シャーベット状の路面をバギーを押しながら歩くのは大変で、所々つるつるで前に進まずおっとっと。その姿たるや私が先日見て笑ったカモや白鳥の姿と同じだったと思います。さらに、歩いてるときにエマに「ママ、ぼうし」(=ママ帽子かぶって)と言われ、エマには帽子をかぶらなくちゃいけないと言っているくせに、自分は今暑いからあとでと言っていたら、たぶん木からだと思いますが、上から雪がどかっと頭に落ちてきました。思わず爆笑してしまったけど、痛かったです。トホホ

さて、おとといの晩にかなりの積雪があったおかげで、先月買ったのに出番がなかったソリで遊ぶことができました。エマは大喜び。木のソリで遊ぶのは私も憧れていたので嬉しかったです。エマが引っ張ってくれるというので、乗ってみたけど、もちろん進みませんでした。今年はもう雪は降らないような気がするので、あれで遊び納めかな。



1週間前、空は重たいグレーで、そんなに寒くないけどもちろん暖かくなく、身の回りのものすべての時間がかちっと止まってしまったかのような、一言でいうとベルリンの典型的な冬の日に、「春を告げる鳥」の鳴き声を聞きました。「春を告げる鳥」というのは私が勝手にそう呼んでいる鳥で、名前は分かりません。ただ、毎年その鳥の鳴き声が聞こえてくると、寒の戻りは少しあるものの確実に春になっていくので、「春を告げる鳥」と呼んでいます。

2017/01/04

謹賀新年 二〇一七年

去年のことをあれこれ酉に報告中

あけましておめでとうございます。

今年はお正月らしい三が日を過ごしました。1日は近所の友人家族を招いてお家でお節。2日は最近モロッコからベルリンに越してきた、大学時代の友人のお家に招かれてお節をいただきました。3日はベルリン在住の禅僧の友人が企画した初参りに参加。なかなか良い年明けです。



お節は数日前から少しずつ用意しておきました。上から時計回りに、錦玉子、こんにゃくと椎茸の煮物、菊花ラディッシュ、昆布巻き、ごま豆腐、なます、揚げ”ごぼう”をカツオだしにつけたもの、そして真ん中が菊花かぶです。あとサーモンとエビの串刺しのオーブン焼きと、シンプルなオニギリをつくりました”ごぼう”は、見た目は日本のごぼうと同じなのだけど味は全く違い、こちらではschwarzwurzel(シュバルツブーツェル)という名前で売られている野菜です。別名は「冬アスパラガス」。ごぼうだと思わなければ、それはそれでおいしい冬野菜です。

子ども用には減塩プレート・・・。お皿の横のおちょこにはお酒は入っていませんので、ご安心を。大人が小さいカップでおいしそうにお酒をいただいていたら子どもも欲しがるかもねということで、お水を入れて、はい、どうぞ。嬉しそうに乾杯していました。


友人がお酒をもってきてくれたので、いっそうお正月らしくなりました。



かなり不定期なこのブログ。今年も不定期に更新していきますので、どうぞよろしくおねがいします。