2012/01/07

はじめに : die Einführung

夏の余韻が残るベルリンを去ってから約3ヶ月。この町に戻ってきました。今年は暖冬なのか、全面凍結すると聞いていた家の目の前を流れる運河には、まだ薄氷すら張っていません。


バルコニーから見える変化は、木々たちが裸になっていて遠くまで見渡せること。そして太陽がほとんど姿を隠してしまっていること。私の中で起こった変化は、お腹の中にちいさな人間が育っていること。


2011年7月に、ある縁ではじまったmr. モッツァレッラとのドイツ暮らし。最初の住処となったのはベルリンの、運河の上のフラットです。


目の前の小さな世界、 朝日が昇るのと一緒に見えてくる世界、散歩の途中で遭遇する世界、バスや電車に乗って出かける世界、南の世界、北の世界、地球全体という大きな世界、そしてこれまで目にした世界。このブログでは、日々の暮らしの中で見聞きしたり、ふと頭に浮かんだり、ひょいっと心に飛び込んでくるあれこれをつづっていきます。


2011/12

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