2016/10/23

登園拒否

ベルリンの紅葉は黄色、茶色が多いので、
こういう赤、オレンジ系はひときわ目をひきます

紅葉まっさかりのベルリンです。

今キタは2週間の秋休み体制で、半分開園の状態。クラスを半分に分けて、半分は最初の1週間、残りの半分は後半1週間に登園。他のグループからも数人加わります。その間に先生やアシスタントは交代で休みと取るというしくみ。エマは先週は休み、今週のグループに参加でしたが、月曜日、火曜日のみ行っただけで、今日からから登園拒否です。

慣らし保育を開始したときの先生は、10月のはじめやっと慣れてきたという頃に育児休暇で2ヶ月の休みに入り、交代の先生は開始してそうそう産休に入り、3人目の先生です。

月曜日はまだ部屋が薄暗い中、むくっと起きて「エマ、キタ、行く」と張り切っていたのに、教室に入って「あれ、何か違う?」と思ったのでしょう。知らない先生がいるし、いつものあの子たちがいない。火曜日はドアのところで泣いてしまい、そのまま先生に預けてはきましたが、公園に迎えに行くとつまらなそうな顔で先生たちの横に腰かけて、遊んでいる子どもたちを眺めていました。そして今日、教室のドアの前で大抵抗。

こういうときの対応って親それぞれなんだろうな、と思います。私が出した結論は、「ではお休みしよう」でした。mr.モッツアレラが最近家にいなかったり、ここ最近ずっとmr.モッツアレラと登園していたのが突然私が連れていくことになったり、先生がまた変わったり、子どもたちの顔ぶれが違ったり。子どもはそういう環境の変化を敏感に受け取るもの。それでなくとも毎日何回も"Papa kommt wieder?"(パパ、帰ってくる?)とか「パパ遅いね」と首をかしげているので、それだけでもいっぱいだよなあ、と思いました。 もしかしたら、私がここでお休みの選択をすることで、もうキタには戻らなくなってしまうのでは、とも思いましたが、週の後半はお休みすることに。ちょうど仕事の締め切りを昨晩に終らせていたので助かりました。

育児って本当に答えがなくて、その時、そのときに、親がこれがいいと思ったことを選んでいくしかない状況がよくあります。キタに行かせるか行かせないかなんて、まだまだ優しい課題なんだろうなと思いますが、新米の私には大きな仕事でした。