2017/02/01

そり遊びと春のけはい



先日氷の上をつるつるすべりながら歩いているカモや白鳥の姿を見て笑っていたら罰が当たりました。おとといの晩積もった雪が今日は溶け始めて、雪かきをされていない歩道はぐちゃぐちゃ。シャーベット状の路面をバギーを押しながら歩くのは大変で、所々つるつるで前に進まずおっとっと。その姿たるや私が先日見て笑ったカモや白鳥の姿と同じだったと思います。さらに、歩いてるときにエマに「ママ、ぼうし」(=ママ帽子かぶって)と言われ、エマには帽子をかぶらなくちゃいけないと言っているくせに、自分は今暑いからあとでと言っていたら、たぶん木からだと思いますが、上から雪がどかっと頭に落ちてきました。思わず爆笑してしまったけど、痛かったです。トホホ

さて、おとといの晩にかなりの積雪があったおかげで、先月買ったのに出番がなかったソリで遊ぶことができました。エマは大喜び。木のソリで遊ぶのは私も憧れていたので嬉しかったです。エマが引っ張ってくれるというので、乗ってみたけど、もちろん進みませんでした。今年はもう雪は降らないような気がするので、あれで遊び納めかな。



1週間前、空は重たいグレーで、そんなに寒くないけどもちろん暖かくなく、身の回りのものすべての時間がかちっと止まってしまったかのような、一言でいうとベルリンの典型的な冬の日に、「春を告げる鳥」の鳴き声を聞きました。「春を告げる鳥」というのは私が勝手にそう呼んでいる鳥で、名前は分かりません。ただ、毎年その鳥の鳴き声が聞こえてくると、寒の戻りは少しあるものの確実に春になっていくので、「春を告げる鳥」と呼んでいます。

2017/01/30

曲げわっぱが大活躍



この週末はお天気に恵まれ、春がますます待ち遠しくなってしまいました。お昼過ぎにお散歩から帰ってきてふと見ると、うちの前の運河沿いのカフェの外テーブルはなんと満席。たしかにお日様の光はさんさんと注いでいるけど、それでも気温は2度くらい。しかも下の運河は凍ってますよ〜と思ったけど、お日様が出ているだけでドイツ人にとってもはや気温は問題ではないようです。

さて最近我が家で大活躍しているものがあります。それは曲げわっぱのお弁当箱。これは、おにぎり好きのmr.モッツアレラの誕生日プレゼントにと昨年私の母がプレゼントをしてくれたものです。

大活躍をすることになったきっかけは、あるブログの記事でした。そこには、残ったご飯をまげわっぱのおひつに入れておくと次の日も炊きたてのご飯のようにおいしいというコメントがあり、著者が使っている「柴田慶信商店」のおひつの写真がありました。「おひつ」という形状はもちろんですが、白木のまげわっぱの特性がご飯をおいしいまま保存してくれるということだったので、Mr.モッツアレラの曲げわっぱのお弁当箱で試してみたところ、本当でした。これまでプラスティックのタッパーに入れて保存していましたが、次の日開けると硬くなっているのが常でした。しかし、曲げわっぱのお弁当箱に入れて一晩たったご飯を食べてみると、やわらかくてもっちり。



とっておいたお弁当箱の説明書を読み返してみると、実はうちのお弁当箱も柴田慶信商店のものでした。白木がご飯の水分を程よく吸収し、冷めてもおしいしいのだそう。容器の中がしっとりしているから、中のものの水分が適度に保たれるという仕組みなのかな。
 説明書には「おひつはご飯を美味しく冷ます道具です」とあり、かなりそそられます。しかも、柴田慶信商店のおひつは、ご飯が取り出しやすいよう底が丸くできているそうです。

曲げわっぱのおひつ。次回日本に一時帰国したときのお買い物リストに追加されました。でも、伝統工芸なだけにお値段もはるので、おひつ貯金を始めないと。