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2012/05/11

膝だと判明



今日は助産婦さんによる出産講座に出かけてきました。

今日で2回目。前回は、陣痛がはじまってから実際の出産までの一連の流れの話を聞きました。今日は、陣痛の段階に合わせた呼吸の方法や、実際に子どもが産まれた直後の話を聞きました。

出産施設のあるところでは定期的に開催されている出産講座。しかし、私にはまだまだそれをドイツ語で聞く能力はないため、助産婦さんが私とmr.モッツアレラのために英語でプライベート講座を開いてくれています。

3月の末に、予定日より2ヶ月も前に早産しかかったものの、留まってくれたお腹の中のちいさな人間。そのときはまだ体重は2000gもなく、頭は上で、肺の機能も整っていませんでした。今はもう体重が2200gを超えました。頭も下にあって、肺の機能も整い、いつ産まれても大丈夫な状態だそう。今日は助産婦さんが触診で膝、背中、頭の位置を教えてくれました。最近、左の脇腹が突然ぼこっと盛り上がることがあるのですが、それは膝だと判明。だいたいご飯を食べ始めると、ぼこっとなります。

早産しかかったときは、容態が落ち着くまで数日間入院をすることになりました。ドイツの病院ではパンとハムとチーズの冷たい食事が出されると聞いていたのですが、私が入院した病院では、ちゃんと温かい食事が出ました。けっして、おいしい!というものではありませんでしたが・・・

ピーマンのお豆腐詰め 
紫キャベツの煮物がドイツならでは。
左上のあやしげなチョコレートムースと、
カロリー抜群そうなチョコレートケーキには
手をつけず

2012/03/07

助産婦さん選び

外の風の様子を知らせてくれる木々

私のお腹の中にいるちいさな人間。日々活発に動いています。あっという間に妊娠27週目です。そろそろ助産婦さんと、実際に出産をする場所を決めないといけない時期がきました。

ドイツでは、普段検診に行く所と、実際に出産する所は異なります。選択肢は主に3つあって、病院、日本でいう助産院のような所、あとは自宅です。

助産婦さんに関してはふたつの選択肢があります。ひとつめは、一回の出産に複数の助産婦さんが関わるパターン。出産前の検診や質疑応答などは定期検診をする所にいる助産婦さんが行い、出産時に立ち会う助産婦さんは産む場所にその時いる助産婦さんが担当、産後のケアを提供してくれる助産婦さんは別に選ぶ。選ぶにあたってのポイントはいくつかあって、そのひとつが助産婦さんに何を求めるか。ある人はホメオパシーが得意、ある人は母乳指導が得意など、それぞれ得意分野があります。それから産後のケアは家に来てもらうので、その助産婦さんが出張範囲としている地域もポイントになります。あとは私のようにドイツ語に問題がある人は、その助産婦さんはどんな言語が扱えるかも重要。もうひとつの選択肢は、妊娠中から出産後まで同じ助産婦さんにすることです。

ある友人は産後ケアをお願いするために選んだ助産婦さんが気に入ったので、その助産婦さんが登録している病院で生むことを決めたそう。そのメリットは、病院に着いてから生まれるまで同じ助産婦さんがずっとついていてくれること。他の友人は、病院に着いてから、実際に産まれるまでの7時間に助産婦さんがシフトの関係で入れ替わり、立ち代わり。陣痛で苦しむ中いろんな人に自己紹介をされたな、という記憶があるそうです。  

私は検診を受けているお医者さんから勧められた助産院に登録している助産婦さんに、今後の助産婦さんによる定期検診から、出産の立ち会い、産後のケアまでお願いすることにしました。イギリスで鍼灸を学んでいたという方で、英語でコミュニケ—ションが取れるのも大きな理由です。隔月で行う、エコーをとるお医者さんによる検診は、これまで通っていた所で、同じお医者さんの元で行います。

ちなみに妊娠中、出産、出産後まで同じ助産婦さんにするということは、自分の出産予定日付近には、その助産婦さんはいつでもかけつけられるような態勢でいる、ということ。そのための費用は350ユーロで、一部は保険でまかなわれます。私が現在申請している保険会社の場合は、350ユーロのうち250ユーロがまかなわれるそうです。

ドイツに来てから実感するのは、妊婦手当、育児手当、パートナーの育児休暇手当、出産にかかわる費用はほぼすべて保険でまかなわれる点などいろいろ考慮すると、出産・育児の環境が日本よりずっと整っているのでは、ということ。でも、ドイツの出生率は決して高くありません。日本と同じく少子化が進んでいて、WHO(世界保険機構)の統計によると、出生率(女性が生涯に産む子どもの数の推計値)は日本もドイツもほぼ同じで、1.3。原因が気になります。

2012/01/24

21st wkードイツでの初検診を振り返る

どこからか飛んできて
うちのベランダに着地したブタ。

まだ近所に「迷いブタ捜索」のはり紙はなし

はっと気がついたら今日でもう妊娠21週目。前回検診を受けてから早くもひと月経過していました。

前回ははじめてのドイツでの検診。検診に一緒に行くことをずっと楽しみにしていたmr.モッツァレッラは体調が悪く、私ひとりで行くことに。ふたを開けてみると、ドイツ初検診はなかなか笑えるものでした。

道に迷うこともなくクリニックに無事到着。

まず受付で、”Ich bin ***”(私は***です) と名乗ってみる。本当はこの次に「電話で予約を入れた者です」と言いたかったのです。でもこれ以上のことは言えないので「ドイツ語がわからないので英語でいいですか?」と聞くと、対応してくれた人は英語が苦手な様子。しばらく待っていると、電話中だったもうひとりの受付の女性が受話器を置きました。呼ばれたので近寄るやいなや言われた言葉が
”What is your problem?”
うむむ
きっと日本語でいうところの「どうしましたか?」と聞きたかったのだと思うけど、英語でこう言われると、どうしても私には「一体なんだっていうの?」と聞こえてしまう。実は本当にそう言いたかったのだろうか・・・。「ドイツ語できない?一体なんだっていうの?」

時間はかかったけど無事受付を終了、次は順番待ち中のできごとです。

トイレから出てきた人が受付へ行って何か交渉中。どうやら尿検査のカップがないんだけど、と言っている模様です。受付の人が指をさしたのは、入り口付近にある飲料用のお水のカウンターでした。そこには来院者が飲むためのペットボトルが数本あり、使い捨てのコップが重ねてありました。その受付の方、
「そのコップ使ってね。あ、名前はこのペンで書いておいて」
という感じで赤いペンを渡しています。日本ではまず見られないやり取りです。

名前を呼ばれ診察室に。

びっくりしました。壁には曼荼羅、蓮の置物、仏像数点、キャンドルも灯っています。瞑想の部屋と言われても納得できるしつらえの中、袈裟が似合いそうな先生との静かな会話が展開。「では赤ちゃんを見てみましょう」と別室へ。今度はどんな驚きが待っていることだろうと思いきや、エコーは普通のやつでした(はたして仏教的なエコーなどあるのだろうか)。お坊さん(先生)曰く「何も問題なし」。11月24日に日本での最後の検診では57.7cmだったのが、約ひと月後のこの日には15.4cmになっていました。しきりに腕を動かしている姿を見てひと安心。ちなみにこの先生は瞑想の先生でもありました。

最後に助産婦さんとの面談。

母子手帳にあれこれ記入し、今後の診察のスケジュールなどの話を一通りしてくれました。何か質問はあるかというので、運動はもうはじめてもいいのか、そしてしてはいけない運動はあるのかとたずねました。「自分が安全だと思うものは何でもやってください。あ、でもスケートはおすすめしません」との答え。その後数秒おいて、彼女は突然ブルース・リーに変身。そしてくれたアドバイスは、「たあ、たあ!はダメですよ。あのアジアの人がよくやるスポーツ、 何て言うのかしら英語で?」。





以上がドイツでの初検診でした。次回は来週。この間しっかり栄養をもらっているはずだから(この間私はかなり食べ続けているから)、どれだけ大きくなっているかが楽しみです。