2016/08/11

親は子に育てられる

友だちがくれた地球儀ボール。
まずエマが南太平洋を少しかじり、
その後うちに来たベビーたちによって南太平洋の多くがかじられ、
その後オーストラリアが・・・。
私の好きなバイロンベイ〜ニンビンあたりは残った。

「なに、ママ?」
 これは、現在2歳4ヶ月のエマが、毎日たぶん100回くらい私に投げかける疑問文です。シチュエーションはたいてい、私が道ばたで誰かと会話をした直後だったり、独り言をつぶやいたときだったりするときなのですが、たまに何も言っていないのに突然「なに、ママ?」と訊かれることがあって、そんなときには本当に答えに困ります。

ほんの2、3ヶ月前までは、エマをバギーに乗せて買い物へ行く途中とか、友だちに会いに行く途中とかのいわゆる道中は、静かにあれこれ頭の中を整理したりするいわば瞑想的な時間でした。今は、「なに、ママ?」のほかにも、目に入ってくるもので気になるものを次から次へと指さして「これ?」の連続なので、瞑想どころじゃありません。たまに、もう勘弁してー!と思うこともあるけど、きっと来年あたりに始まる「なんで?」に比べれば、「なに、ママ?」なんておちゃのこさいさいなんだろうな。

午後のお昼寝を突然ぱったりしなくなったり、昨日までもぐもぐ食べていたものを全く食べなくなったり。また、昨日できなかったことが今日はできるようになったり、今朝はうまく発音できなかった言葉が午後にはきれいに発音できてたり。子どもたちは文字通り、日々刻々と変化、成長します。エマが生まれてから、私は適応能力がかなり鍛えられた気がします。また最近は「なに、ママ?」、「これ?」のおかげで、頭の回転が早くなってきた気がします。そして、分からないときは正直に「分からない」と言うということも学習しました 笑。

こうやって、親は子に育てられていくんだろうな、と実感する日々です。