2018/04/29

ランニングシューズ新調

1年でほんの数日楽しめる
ピンクのじゅうたん

桜が散り始めました。1年のうち数日だけ地面がピンクになります。

先日、地下鉄に乗ってシャルロッテンブルグ区に行ってきました。地下鉄に乗っていた時間は片道30分くらいなのですが、いろいろな音楽を聞けました。というのも、ベルリンの地下鉄に乗っているとだいたい音楽を演奏してその後お金を集める人たちが乗ってくるからです。最近の流行り(?)はスピーカー持参でバックグラウンドミュージックを流しながらバイオリンやアコーディオンを演奏というもののようなのですが、スピーカーなしのほうが絶対にいいです。というのも電車の狭い空間の中でスピーカーの音はちょっとつらい。その日も全員スピーカー持参で、しかもすっごい音痴な夫婦もいて、カバンに入れていった村上春樹の『パン屋再襲撃』がほとんど楽しめませんでした。

さてどこへ行っていたかというと、ラウフラーデン(Laufladen)というランニング専門のお店です。ラウフ(Lauf)は走る、ラーデン(Laden)はお店という意味です。そこでは自分の足や走り方に合う靴を選んでくれます。で、ついにランニングシューズを新調しました。といっても花粉症があるから、主に雨の日ランナーですが・・・。

靴選びはこんな感じです。まずどれくらいの時間走るか、どんな道を走るかなどの質問をされ、足のサイズを測りつつ土踏まずの型を取ります。その後ランニングマシーンに乗って、家から履いていった靴で軽くジョギング。膝から下の部分がビデオで撮影されるので、それをお店の人と一緒に見て、どんな靴が合うかのアドバイスをもらう。

私の場合、足を上げたときに右膝が左膝よりも内側に入れる癖があるようです。原因は右の膝のサポート力が左に比べて弱いからで、サポート力の高い靴でそれを補うのが良いとのこと。その結果をもとに、ナイキを1足、Sauconyというメーカーの靴を2足選んで、もってきてくれました。履いてみるとSauconyの靴履き心地が抜群。聞いたことがないメーカーでしたが、ランニング用の靴のみを専門につくっているメーカーらしいです。Sauconyの靴を選び、再びランニングマシーンへ。ビデオを見ると、今度はさっきよりも膝が内側に入る角度が減っていました。

私はだいたい20分、長くて30分くらいしか走らないのですが、今後もっと長い距離を走りたいのだったら、もっとサポート力の強い靴を選ばないといけないそう。ただし、私の体は大きくないので(154.5cm)、あまりサポート力のある靴を履くと重たくて走るのがつまらなくなるでしょう、と言われました。今後長く走る予定はありませんが、その前に膝のサポート力を付けてください、というのがお店の人のアドバイスでした。ヨガはそれに最適だとのこと。

私が行ったのはこのLaufladenです。
Lunge Der Laufladen
http://www.lunge.de/