2017/02/17

あのプロジェクトは今


以前に「プロジェクト開始」というタイトルで、エマの誕生日プレゼントにドールハウスをつくるという計画について書きました。あのプロジェクトは今、少しだけ形を変えて動いています。

少しだけ形を変えというのは、つくるのはドールハウスではなく、ショッピングカートになったこと、そして材料の変更です。

なぜドールハウスをつくるのをやめたかというと、最近シュタイナーのおもちゃカタログが届いたのですが、そこにはっとするほどすてきなドールハウスが掲載されていたのです。これいいなあと思っていたら、ソファに置いてあるカタログを見つけたエマがふむふむ見ながら突然「これおたんじょうびにかってね」と一言。え!そんな言い回しどこで覚えたの?と驚きましたが、同時にエマがそのドールハウスを欲しいと言ったことに二重の驚きでした。あんな美しいドールハウスは逆立ちしてもできないから他のものつくろう、と思ってすぐに頭に浮かんだのがショッピングカートでした。ドールハウスはエマのドイツのおばあちゃんに買ってもらうことにしたので、いつか写真を掲載しますね。

さて先日、このプロジェクトのために近所にあるRegenbogen Fabrik(Regenbogenは虹、fabrikは工場の意味)というところへ行ってきました。そこでは、決して広くはない敷地の中に、ホステル、カフェ、自転車修理工房、保育園、そして木工作業所が併設されています。木工作業所では作業台や道具を貸してくれるほか、製作のアドバイスも提供してくれます。ウェブサイトはそんなに更新されていなさそうだし、実際運営されているのだろうか、と半信半疑に出かけてみると結構人気があるようで、4台ある作業スペースはうまっていて工房の人は忙しそう。少し待ってやっと話ができたので、写真を見せて、これを3月の中旬までに娘につくりたいということ、私は木工の経験があまりないことを伝えました。経験がないことに関しては「私たちはそのためにいるんですよ」という心強い答えが返ってきました。昨年11月に集めた木の写真を見せると、その木はこの用途には向かないとのこと。自分たちが暮らしている道にあった木を使うというのが私にとっては大切なポイントだったのですが、あきらめて材料はホームセンターで調達することにしました。

さて、私がインターネットで見つけて持参したショッピングカートの写真を見ながら、彼女が紙きれにさらさらと書き始めたのがこれ。


9mmの板を約1㎡、車輪4個・・・。写真を見ながら、それを平面にして材料を割り出せる。すごいなあと思いました。

作業スペースの予約は3月1日に取ることができました。それまでに材料を集めておかないと。しかもエマに見つからないようにしないといけない。これが一番難しいかも。

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