2017/04/22

寒いけど桜は満開


ちょっと暖かくなったと思ったら、ここ1週間以上ずっと肌寒くて、風が強く、雨の多い日が続いています。もうダウンを洗濯してしまったけど、また出そうかなと思うほど。それでも、近所の桜はほぼ満開です。今年は寒いおかげで開花期間が長い気がします。

うちの近所の桜並木道の桜も、近くの公園などに咲いている桜も、たぶんいわゆるヤマザクラで、葉っぱと花が同時に開いてきます。


ちょうど数週間前、エマと『やまざくらとえなが』という本を読み始めたのですが、そのおかげで彼女は外で桜を見つけると「ヤマザクラだ!」と指差しています。桜の花を楽しむというような年中行事は、子どもの成長に気がつく機会でもあります。満開の桜の下を通っても反応をしなかった一昨々年、なんだこれ〜?という感じで見上げていた一昨年、「お花〜!」と言って指を指していた昨年、そして、「ヤマザクラ〜!」と私より早く見つけては大興奮している今年。

近所の桜並木道では、花の時期が終っていっせいに散り始めると、落ちた花びらで桜色の道ができます。1年でほんの数日しか楽しめない光景です。

遠くから見ると新緑の中にぽつぽつと桜色が見えて
とってもきれい。

2017/04/06

いかにもドイツな経験


 
先週末はMr.モッツアレラのお母さんとおばあちゃんのお誕生日をお祝いに、オーバーハウゼンへ行ってきました。オーバーハウゼンはドイツ西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州にある小さな町で、ベルリンからは電車で4、5時間。学校で習ったルール工業地帯にあります。親戚でもいなかったら訪れることはないだろう、ドイツの普通の町です。おばあちゃんは今年88歳になりました。ドイツは誕生日を迎える本人が、招待した人にケーキなどをふるまう習慣があります。おばあちゃんは今年もなんと3種類のケーキを焼いて待っていました。乾杯のときにはみんなと一緒にシャンペンをあけ、その後別のお酒も飲んで上機嫌でした。ちょうどその日はお天気が良くて暖かく、一日中お庭で過ごすことができました。

さて、ここ数週間、いや数ヶ月、いかにもドイツな経験をしていました。

過去数年使っていたSparkasseという銀行の手数料が大幅に値上がりしたのをうけ、その口座は閉じ、mr.モッツアレラがずっと使っているCommerzbankに私も口座を開くことにしました。Commerzbankはオンラインのみの銀行で窓口をもちません。手数料が他の銀行に比べ安いのですが、窓口がないゆえに口座を開設する際の本人確認を郵便局で行わなければいけません。

数ヶ月前、書類とパスポートをもって近所の郵便局へ行きました。しかし私のパスポートは読み込めないとのこと。仕方がないので後日ほかの郵便局へ出向くも同じ結果。その後何度もためしましたがどこの郵便局でも読み込みできず。ある窓口では「またあなたね。たぶんだめだと思うわよ」とまで言われたほどです。ドイツでは銀行口座を開設するのに必要な情報として名前や生年月日のほかに「出生地」があります。ところが日本のパスポートには「本籍地」とはあるけど「出生地」とはない。それが読み込めない理由のよう。それは私の力ではどうしょうもないので、Commerzbankは断念することに。

いろいろ調べて郵便局のPostbankの手数料がわりと安いので、そこで開設することに決定。ウェブサイトを見ると持参書類は身分証明書のみとあったのですが、パスポートの他に念のため日本でいう住民票にあたる書類(meldebescheinigung)とをもって窓口へ行きました。しかし!窓口の人が住民票を見るなり、「発行から6ヶ月以内のものじゃないといけません」と一言。・・・ウェブサイトにそう書いておいてほしかった。

そのまま重い足取りでお役所へ出向きました。ドイツで暮らしている日本人なら同じ思いをしていると思いますが、ドイツのお役所は本当に「お役所仕事」しかしないので、できれば関わりは避けたいもの。でも仕方がありません。「銀行口座を開設したいので、住民票の写しをください」と言うと「わかりました。銀行カードはもってます?現金は受け付けないので」。・・・えっと「銀行口座を開設したい」って言ってるんだからもってません。

近くにあるもうひとつの役所窓口は現金を使えるとのことで、そのままそこへ移動。ちょっと待ったのちに受付の順番がきて、また同じように「銀行口座を開設したいので、住民票の写しをください」と言いました。窓口のお兄さんコンピューターで何やらカチカチ、カチカチ。そして言われたのは「今日はできないので明日またきてください」。その日の業務時間は朝の8時から15時まで。私が窓口にいた時間はお昼の12時半。一瞬言葉を失いました。・・・登録してある情報をただ印刷してほしいだけなのに。

そしてオーバーハウゼンから帰ってきた翌々日の火曜日、待ち時間に読むための本をもって役所へ行ってきました。建物の外での待ち時間40分、その後受付までの待ち時間約5分、受付から呼ばれるまでの待ち時間約10分。合計約1時間の待ち時間を経て、住民票のコピーを入手。もう額に入れて飾りたいくらいでした。その後エマを保育園に迎えに行ったその足で郵便局へ出向き、めでたく、ついに、ついに、ついに、銀行口座を開設できました。長い道のりでした。

もうしばらくドイツのお役所には関わりたくないです。 ・・・でも、近々税務局(Finanzamt)へ行かないといけないんだった 涙

2017/03/28

わーい 春だ!


今日も晴天でした!そして最高気温20℃を超える陽気。エマと保育園へ行く途中に太陽がさしてきて、柳の木の新芽に当たってきれいだったので足を止めて「きれいだね〜」なんて言っていたら「ママ、はやく ティナ(保育園のアシスタント)がまってるよ」とせかされました。いつも彼女をせかしているお返しがきました。



今日は今年初のベランダディナーでした。それもエマのリクエストで。

巣作りのための木を集めにきた鳥を観察するふたり






2017/03/27

かないやしない

家でフムスを食べるとあまり感動しないのに、
外で食べるとフムスって美味しい!と思える。

今年の抱負の中には、「夜10時には寝るようにする」というのと、「近所のカフェを開拓する」というのがあります。もうすぐ4月になろうとしていますが、かないやしません。

まず最初の抱負。エマの保育園通いが軌道に乗り始めてから仕事の量を増やしました。といってもエマが保育園に行っているのは午前の8:30から午後1時までで、お見送りお迎えの時間を引くと、私が仕事に集中できる時間は3時間程度。結局夜に仕事をすることになって、結局早くても寝るのは11時半頃になってしまいます。仮に仕事がない夜でも、10時に眠ることなんてよほど疲れていないとできません。夜10時就寝を抱負にした理由は、髪とお肌のためでしたが、 ほぼあきらめかけています。

もうひとつの「カフェを開拓」がなぜかなわないか。それはお家で飲むコーヒーがおいしいからなのです。こう書くと傲慢に聞こえるかもしれませんが、家では豆をハンドミルで挽いて、ネルドリップを使って淹れていて、私にとってはたいていのカフェで飲むコーヒーよりおいしいのです。カフェというのはただコーヒーを飲みにいく場所じゃなくて、空間を、そしてそこでの時間を含めて楽しむものなんだから、本でももって出かけようと思いつつも、朝においしいコーヒーを自分の家で飲んでしまうと、もういいや、となってしまう。そんなこんなでかないやしない。これについては、最近特に家の界隈にカフェがたくさんできてきて、気になる場所もいくつかあるので、実行したいなと思っています。

今日は一軒、新しいカフェに行ってきました。
  
今日はmr.モッツアレラが保育園にエマを迎えにいくというので、急遽友人と遅めのランチをすることにしたのですが、友人が指定してきたカフェが偶然、気になっていたカフェのひとつでした。イスラエル・フードを出すカフェで、食事はベジタリアンメニューが6、7種類。私はフムスというひよこ豆のディップとピタパンを注文しました。友人はピタバンにナスのグリルを挟んだロールを注文。ピタパンはもちもちで、フムスは乗せてある複数のスパイスのおかげでいろんな味が楽しめました。ついに春がきた!という陽気だったので、外テーブルで、満足度の高いお昼のひとときを過ごしました。

お皿として使われていたタイルが
はっとするほどきれいでした

カフェの情報はこちらです。最近うちの界隈は晴れの週末はものすごい人なので、ここもきっと混んでいると思います。天気が良くなるこれからは平日がおすすめです。

Café Mugrabi

2017/03/24

プレゼント完成、そしてオーブンは大忙し



ここ数週間めずらしく忙しい日々を送っていました。仕事がコンスタントにあった(フリーランスとしてはありがたいことです)うえに、エマのプレゼントを完成させたり、養蜂ワークショップに行ったり、ケーキを焼いたりとしているうちに、はっと気がついたらもう3月も後半です。

エマのプレゼントのカートはお誕生日の2日前に無事完成。お誕生日当日、彼女がお昼寝をしている間にカートのバスケットの中に私の母親からのプレゼントを入れて、大きな布をかけて、リビングルームの真ん中に置きました。起こしてお部屋に連れていくと、寝起きで機嫌悪いながらも「あれなんだろう?!」と気がついたらしく、ささっと近寄っていきました。かけてあった布を取って、カートを発見。とってもご満悦でした。以来、家中どこに行くにもカートを押しています。トイレはもちろん、地下の倉庫に行くときにももっていくほど。つくってよかったです。

今年は保育園でもお祝いをしてもらったのと、週末に家でパーティーをしたので、そのためのケーキづくりで我が家のオーブンは大忙しでした。保育園へもっていったのは、アレルギーの子もいるので乳製品・卵なしのビーガンケーキでした。ビーガンケーキを焼くのは初めてだったのですが、卵やバターを室温に戻す必要がないし、材料は分離しないし、とっても簡単でした。



週末のパーティー用には、4種類のケーキを焼きました。ひとつめはビルベリー(ドイツ語ではHeidelbeer ハイデルベア)とホワイトチョコレートのケーキ、2つめはラズベリーとクワーク(フレッシュチーズの一種)のタルト、3つめはレモンとピスタチオのケーキ、4つめは子どもたち用に電車の形のケーキです。タルトの中に入れるために買っておいたクリームの種類を間違えていたり、レモンとピスタチオのケーキでは材料のオリーブオイルを混ぜるのを忘れて焼き始めてしまったりといろいろアクシデントがありましたが、なんとかケーキの形に仕上がり、お客さんも食べてくれていたので◎としよう。パーティー用に焼いたケーキの写真を撮るのはすっかり忘れていました。

ケーキは、保育園と家とそれぞれのパーティーの前の深夜に焼いていたのですが、二晩とも途中でエマが起きてきて台所のドアを開け「なにやってる?」と聞いてきました。 前だったら夜中に目を覚ますと、泣いて私を呼んでいたのに、成長したものです。でももしかするとケーキのにおいに誘われて起きてきただけなのかもしれないですが。

2017/03/10

もうすこしで完成


エマが台所の棚から製氷皿を引っ張りだしてきて
「これつかっていい?」といいながらすっと立ち去っていった。
数分後に見ると、きれいに石と木の実がならんでいた。

エマのショッピングカートづくり、ゆっくりとですが着実に進んでいます。これまで2回工房へ行き、材料を採寸し、裁断し、組立、紙ヤスリをかける作業をしました。カートのバスケット部分はすでに完成しました。


といっても、私ひとりではとてもここまではたどりつけなかったでしょう。今回私のプロジェクトを手伝ってくれているのでは、先日紹介したRegenbogen Fabrikのスタッフのコニーさんという女性。大型の機械を使った裁断は彼女がやってくれましたが、あとの作業はやり方をとてもていねいに教えてくれ、私がなるべく実際に作業を行えるように配慮してくれています。上の写真に計算機が置いてあるように、木工作業は算数がたくさん出てきます。全体が高さ60cmでカートの高さは28cmだから、この部分は17cmで・・・。計算は苦手だけど、そういうパズルみたいな(?)ことは好きなので、それだけでわくわくします。

ここはさすが工房だけあって、道具類は驚くほど充実しています。どうやら常連さんもいるみたいで、工房はとてもいい雰囲気です。 私もまた何かつくりたいものがあったらまたお世話になろうと思います。

屋外ではこんな大きなものが製作中


今からバスケット部分とカートのもち手部分の色を塗ります。朝エマが起きてきたらさっと隠さないと。

ところで明日は都市での養蜂についてのワークショップにいってきます。かれこれ10年以上興味のある養蜂。ワークショップのチケットはmr.モッツアレラからの新年のプレゼントでした。楽しみです。

2017/02/25

自分の足に合わせた中敷

保育園から帰ってきてお家で一緒にカフェタイム♪
写真を撮ろうとした瞬間!あ!手が!
最近エマの手が台所のカウンターに届くようになったので、
注意が必要です。

今日土曜日、mr.モッツアレラはお昼から仕事でした。それを知ったエマは一言「エマも かいしゃに いく」。会社はエマにはつまらないかもしれないとか、エマ用のトイレはないよとかいろいろ言っても納得しません。仕方がないので、会社に電話し娘を連れて行って 10分くらいいさせてもいいかと確認したところ、もちろん!というお返事が。エマは大喜びです。mr.モッツアレラが会社にもっていくサンドウィッチをつくっていると、自分もつくるとパンを切ってもらいバターを塗り始めました。中にうちで育てているアルファルファのスプラウトをはさみ、紙の袋につめて、自分のバックパックに入れて準備完了。ふたりは自転車ででかけ、私がバギーをもって遅れて到着しエマを連れて帰るという段取りだったのですが、私がオフィスに着くと超誇らしげに椅子に座っていました。オフィスに連れていってもらえたことで満足したのか、「帰るよ」というとすんなりとバギーに乗り、持参したサンドウィッチを食べたあとにお昼寝していました。

さて先月、靴の中敷の処方箋をもらいに整形外科(Orthopädie:オーソペーディ)に行き、2年ぶりに中敷を新調しました。別の靴を履くときには中敷をいちいち入れないといけない手間はありますが、これが本当に優秀で、ちょっと足に合っていないかなと思っていた靴でも快適に履けます。

ドイツでは保険の種類にもよりますが、費用の一部が保険でカバーされ、 私の場合はかかったお金は10ユーロくらいです。mr.モッツアレラによると、私たちが入っている保険会社は、以前はランニング用など特別な中敷も保険を適用していたのに、今はベーシックなものしか適用しないとのこと。保険会社の傾向として、問題を予防するのではなく、問題が起こった後に対処する方向になってきていると言っていました。確かに中敷のおかげで、腰痛だけでもかなり防止できるし、歩くときの姿勢も良くなるので、内蔵にもいい効果があるはずなのですが。

気になったので、「中敷 ドイツ」というキーワードで検索して、同じように自分の足に合わせてつくってくれるお店のサイトを見てみたら、一番安いもので15,750円。サイトにある写真を見ると、私が先日つくったのと同じ方法でした。ドイツで保険が適用されなかったらいくらかかるのかは知りませんが、たった10ユーロでつくれることに感謝です。

ここ数年ずっと腰の左側に痛みというか重たさを感ることがよくあるので、整形外科でついでに相談してみたところ、フィジオセラピー(physiotherapie: 理学療法)への紹介状を作成してくれました。これも一部保険でカバーされるので、6回の治療で自己負担は20ユーロほど。フィジオセラピーはずっと気になっていたので、相談してみてよかったです。 
ところで整形外科で「何か重いものをもちますか?」と聞かれたので娘を抱っこすることがあると答えました。年齢を聞かれたのでもうすぐ3歳だと言うと「じゃあ、もう抱っこはやめましょう」と言われました。
エマ:抱っこ!!(こういうときはたいてい転んで半べそをかいていたり、眠かったりする)
私:腰が痛いから抱っこはできないよ
エマ:あ、そう。じゃいいわ。
なーんてことはありえないので、お医者さんのアドバイスは却下です。