2017/03/27

かないやしない

家でフムスを食べるとあまり感動しないのに、
外で食べるとフムスって美味しい!と思える。

今年の抱負の中には、「夜10時には寝るようにする」というのと、「近所のカフェを開拓する」というのがあります。もうすぐ4月になろうとしていますが、かないやしません。

まず最初の抱負。エマの保育園通いが軌道に乗り始めてから仕事の量を増やしました。といってもエマが保育園に行っているのは午前の8:30から午後1時までで、お見送りお迎えの時間を引くと、私が仕事に集中できる時間は3時間程度。結局夜に仕事をすることになって、結局早くても寝るのは11時半頃になってしまいます。仮に仕事がない夜でも、10時に眠ることなんてよほど疲れていないとできません。夜10時就寝を抱負にした理由は、髪とお肌のためでしたが、 ほぼあきらめかけています。

もうひとつの「カフェを開拓」がなぜかなわないか。それはお家で飲むコーヒーがおいしいからなのです。こう書くと傲慢に聞こえるかもしれませんが、家では豆をハンドミルで挽いて、ネルドリップを使って淹れていて、私にとってはたいていのカフェで飲むコーヒーよりおいしいのです。カフェというのはただコーヒーを飲みにいく場所じゃなくて、空間を、そしてそこでの時間を含めて楽しむものなんだから、本でももって出かけようと思いつつも、朝においしいコーヒーを自分の家で飲んでしまうと、もういいや、となってしまう。そんなこんなでかないやしない。これについては、最近特に家の界隈にカフェがたくさんできてきて、気になる場所もいくつかあるので、実行したいなと思っています。

今日は一軒、新しいカフェに行ってきました。
  
今日はmr.モッツアレラが保育園にエマを迎えにいくというので、急遽友人と遅めのランチをすることにしたのですが、友人が指定してきたカフェが偶然、気になっていたカフェのひとつでした。イスラエル・フードを出すカフェで、食事はベジタリアンメニューが6、7種類。私はフムスというひよこ豆のディップとピタパンを注文しました。友人はピタバンにナスのグリルを挟んだロールを注文。ピタパンはもちもちで、フムスは乗せてある複数のスパイスのおかげでいろんな味が楽しめました。ついに春がきた!という陽気だったので、外テーブルで、満足度の高いお昼のひとときを過ごしました。

お皿として使われていたタイルが
はっとするほどきれいでした

カフェの情報はこちらです。最近うちの界隈は晴れの週末はものすごい人なので、ここもきっと混んでいると思います。天気が良くなるこれからは平日がおすすめです。

Café Mugrabi

2017/03/24

プレゼント完成、そしてオーブンは大忙し



ここ数週間めずらしく忙しい日々を送っていました。仕事がコンスタントにあった(フリーランスとしてはありがたいことです)うえに、エマのプレゼントを完成させたり、養蜂ワークショップに行ったり、ケーキを焼いたりとしているうちに、はっと気がついたらもう3月も後半です。

エマのプレゼントのカートはお誕生日の2日前に無事完成。お誕生日当日、彼女がお昼寝をしている間にカートのバスケットの中に私の母親からのプレゼントを入れて、大きな布をかけて、リビングルームの真ん中に置きました。起こしてお部屋に連れていくと、寝起きで機嫌悪いながらも「あれなんだろう?!」と気がついたらしく、ささっと近寄っていきました。かけてあった布を取って、カートを発見。とってもご満悦でした。以来、家中どこに行くにもカートを押しています。トイレはもちろん、地下の倉庫に行くときにももっていくほど。つくってよかったです。

今年は保育園でもお祝いをしてもらったのと、週末に家でパーティーをしたので、そのためのケーキづくりで我が家のオーブンは大忙しでした。保育園へもっていったのは、アレルギーの子もいるので乳製品・卵なしのビーガンケーキでした。ビーガンケーキを焼くのは初めてだったのですが、卵やバターを室温に戻す必要がないし、材料は分離しないし、とっても簡単でした。



週末のパーティー用には、4種類のケーキを焼きました。ひとつめはビルベリー(ドイツ語ではHeidelbeer ハイデルベア)とホワイトチョコレートのケーキ、2つめはラズベリーとクワーク(フレッシュチーズの一種)のタルト、3つめはレモンとピスタチオのケーキ、4つめは子どもたち用に電車の形のケーキです。タルトの中に入れるために買っておいたクリームの種類を間違えていたり、レモンとピスタチオのケーキでは材料のオリーブオイルを混ぜるのを忘れて焼き始めてしまったりといろいろアクシデントがありましたが、なんとかケーキの形に仕上がり、お客さんも食べてくれていたので◎としよう。パーティー用に焼いたケーキの写真を撮るのはすっかり忘れていました。

ケーキは、保育園と家とそれぞれのパーティーの前の深夜に焼いていたのですが、二晩とも途中でエマが起きてきて台所のドアを開け「なにやってる?」と聞いてきました。 前だったら夜中に目を覚ますと、泣いて私を呼んでいたのに、成長したものです。でももしかするとケーキのにおいに誘われて起きてきただけなのかもしれないですが。

2017/03/10

もうすこしで完成


エマが台所の棚から製氷皿を引っ張りだしてきて
「これつかっていい?」といいながらすっと立ち去っていった。
数分後に見ると、きれいに石と木の実がならんでいた。

エマのショッピングカートづくり、ゆっくりとですが着実に進んでいます。これまで2回工房へ行き、材料を採寸し、裁断し、組立、紙ヤスリをかける作業をしました。カートのバスケット部分はすでに完成しました。


といっても、私ひとりではとてもここまではたどりつけなかったでしょう。今回私のプロジェクトを手伝ってくれているのでは、先日紹介したRegenbogen Fabrikのスタッフのコニーさんという女性。大型の機械を使った裁断は彼女がやってくれましたが、あとの作業はやり方をとてもていねいに教えてくれ、私がなるべく実際に作業を行えるように配慮してくれています。上の写真に計算機が置いてあるように、木工作業は算数がたくさん出てきます。全体が高さ60cmでカートの高さは28cmだから、この部分は17cmで・・・。計算は苦手だけど、そういうパズルみたいな(?)ことは好きなので、それだけでわくわくします。

ここはさすが工房だけあって、道具類は驚くほど充実しています。どうやら常連さんもいるみたいで、工房はとてもいい雰囲気です。 私もまた何かつくりたいものがあったらまたお世話になろうと思います。

屋外ではこんな大きなものが製作中


今からバスケット部分とカートのもち手部分の色を塗ります。朝エマが起きてきたらさっと隠さないと。

ところで明日は都市での養蜂についてのワークショップにいってきます。かれこれ10年以上興味のある養蜂。ワークショップのチケットはmr.モッツアレラからの新年のプレゼントでした。楽しみです。

2017/02/25

自分の足に合わせた中敷

保育園から帰ってきてお家で一緒にカフェタイム♪
写真を撮ろうとした瞬間!あ!手が!
最近エマの手が台所のカウンターに届くようになったので、
注意が必要です。

今日土曜日、mr.モッツアレラはお昼から仕事でした。それを知ったエマは一言「エマも かいしゃに いく」。会社はエマにはつまらないかもしれないとか、エマ用のトイレはないよとかいろいろ言っても納得しません。仕方がないので、会社に電話し娘を連れて行って 10分くらいいさせてもいいかと確認したところ、もちろん!というお返事が。エマは大喜びです。mr.モッツアレラが会社にもっていくサンドウィッチをつくっていると、自分もつくるとパンを切ってもらいバターを塗り始めました。中にうちで育てているアルファルファのスプラウトをはさみ、紙の袋につめて、自分のバックパックに入れて準備完了。ふたりは自転車ででかけ、私がバギーをもって遅れて到着しエマを連れて帰るという段取りだったのですが、私がオフィスに着くと超誇らしげに椅子に座っていました。オフィスに連れていってもらえたことで満足したのか、「帰るよ」というとすんなりとバギーに乗り、持参したサンドウィッチを食べたあとにお昼寝していました。

さて先月、靴の中敷の処方箋をもらいに整形外科(Orthopädie:オーソペーディ)に行き、2年ぶりに中敷を新調しました。別の靴を履くときには中敷をいちいち入れないといけない手間はありますが、これが本当に優秀で、ちょっと足に合っていないかなと思っていた靴でも快適に履けます。

ドイツでは保険の種類にもよりますが、費用の一部が保険でカバーされ、 私の場合はかかったお金は10ユーロくらいです。mr.モッツアレラによると、私たちが入っている保険会社は、以前はランニング用など特別な中敷も保険を適用していたのに、今はベーシックなものしか適用しないとのこと。保険会社の傾向として、問題を予防するのではなく、問題が起こった後に対処する方向になってきていると言っていました。確かに中敷のおかげで、腰痛だけでもかなり防止できるし、歩くときの姿勢も良くなるので、内蔵にもいい効果があるはずなのですが。

気になったので、「中敷 ドイツ」というキーワードで検索して、同じように自分の足に合わせてつくってくれるお店のサイトを見てみたら、一番安いもので15,750円。サイトにある写真を見ると、私が先日つくったのと同じ方法でした。ドイツで保険が適用されなかったらいくらかかるのかは知りませんが、たった10ユーロでつくれることに感謝です。

ここ数年ずっと腰の左側に痛みというか重たさを感ることがよくあるので、整形外科でついでに相談してみたところ、フィジオセラピー(physiotherapie: 理学療法)への紹介状を作成してくれました。これも一部保険でカバーされるので、6回の治療で自己負担は20ユーロほど。フィジオセラピーはずっと気になっていたので、相談してみてよかったです。 
ところで整形外科で「何か重いものをもちますか?」と聞かれたので娘を抱っこすることがあると答えました。年齢を聞かれたのでもうすぐ3歳だと言うと「じゃあ、もう抱っこはやめましょう」と言われました。
エマ:抱っこ!!(こういうときはたいてい転んで半べそをかいていたり、眠かったりする)
私:腰が痛いから抱っこはできないよ
エマ:あ、そう。じゃいいわ。
なーんてことはありえないので、お医者さんのアドバイスは却下です。

2017/02/17

あのプロジェクトは今


以前に「プロジェクト開始」というタイトルで、エマの誕生日プレゼントにドールハウスをつくるという計画について書きました。あのプロジェクトは今、少しだけ形を変えて動いています。

少しだけ形を変えというのは、つくるのはドールハウスではなく、ショッピングカートになったこと、そして材料の変更です。

なぜドールハウスをつくるのをやめたかというと、最近シュタイナーのおもちゃカタログが届いたのですが、そこにはっとするほどすてきなドールハウスが掲載されていたのです。これいいなあと思っていたら、ソファに置いてあるカタログを見つけたエマがふむふむ見ながら突然「これおたんじょうびにかってね」と一言。え!そんな言い回しどこで覚えたの?と驚きましたが、同時にエマがそのドールハウスを欲しいと言ったことに二重の驚きでした。あんな美しいドールハウスは逆立ちしてもできないから他のものつくろう、と思ってすぐに頭に浮かんだのがショッピングカートでした。ドールハウスはエマのドイツのおばあちゃんに買ってもらうことにしたので、いつか写真を掲載しますね。

さて先日、このプロジェクトのために近所にあるRegenbogen Fabrik(Regenbogenは虹、fabrikは工場の意味)というところへ行ってきました。そこでは、決して広くはない敷地の中に、ホステル、カフェ、自転車修理工房、保育園、そして木工作業所が併設されています。木工作業所では作業台や道具を貸してくれるほか、製作のアドバイスも提供してくれます。ウェブサイトはそんなに更新されていなさそうだし、実際運営されているのだろうか、と半信半疑に出かけてみると結構人気があるようで、4台ある作業スペースはうまっていて工房の人は忙しそう。少し待ってやっと話ができたので、写真を見せて、これを3月の中旬までに娘につくりたいということ、私は木工の経験があまりないことを伝えました。経験がないことに関しては「私たちはそのためにいるんですよ」という心強い答えが返ってきました。昨年11月に集めた木の写真を見せると、その木はこの用途には向かないとのこと。自分たちが暮らしている道にあった木を使うというのが私にとっては大切なポイントだったのですが、あきらめて材料はホームセンターで調達することにしました。

さて、私がインターネットで見つけて持参したショッピングカートの写真を見ながら、彼女が紙きれにさらさらと書き始めたのがこれ。


9mmの板を約1㎡、車輪4個・・・。写真を見ながら、それを平面にして材料を割り出せる。すごいなあと思いました。

作業スペースの予約は3月1日に取ることができました。それまでに材料を集めておかないと。しかもエマに見つからないようにしないといけない。これが一番難しいかも。

2017/02/15

ペンギン歩き


凍った運河の上を夜のお散歩

先週の日曜日、ついに運河の上を歩くことができました。ここしばらく家の前の運河はずっと凍ってたものの、所々薄いところがあったり、穴があいていて水が見えていたりという感じだったのですが、ここ数日夜の冷えがきつかったおかげで完全に凍ったようです。ただ、何度も凍ったり融けたりを繰り返したためか表面はいたるところ凹凸があるうえ、とても滑りやすかったです。エマは私とmr. モッツアレラに手を引いてもらっているのでたまに両足をそろえてすーっと滑って楽しんでいましたが、私たちは転ばないようにひたすらペンギン歩きでした。

翌朝月曜日は朝日の中でスケートをしている人をみかけました。天然のスケートリンクを独り占めです。mr.モッツアレラはサメのコスチュームを着てスケートをしている人を見たとか。今日保育園にエマを迎えにいったときにその話をアイルランド出身の友だちにしたところ、「歩いていいですよ」っていうお知らせが来るのか?と聞かれました。ここはベルリン、そんなものはありません!ちなみに今日保育園の帰りに運河沿いの道を歩いていたら、警察官がふたりパトロールをしていて、運河の上を歩いている人に土手に上がるように警告をしていました。でもその後に通りかかったらたくさんの人が歩いていました。



運河が凍ると物を投げる人がいて驚きます。どれくらい凍っているか見たいのか、それともお水に落とすときとは違って沈まないのがおもしろいのか、理由は分かりません。でも、今年は薄氷から始まって凍っている期間が長かったので、お正月の花火の残り、クリスマスツリー、ビール瓶などが散乱していて、けっ こう悲しい状態になっている場所もありました。氷が融ければそれは全部水の中に落ちていってしまうわけです。私たちが運河を歩いたその日はだれかが(日曜日なので、一般市民のはず)落ちているものを拾って、土手の上によけてくれたようです。    

凍った運河の上を歩いたのは2012年以来だったのですが、調べてみたら、ちょうど5年前の2月13日の投稿にありました。あの年は今年よりもずっと寒かったのを覚えています。しっかり分厚く張った氷に上には雪が積もっていて、普通の道を歩くようにお散歩を楽しめました。

2017/02/07

終った〜!

髪の毛は古いデッキブラシ、
口は自転車のライト

昨日、1月中旬に始まった校正プロジェクトがついに終わりました。

プロジェクト開始から終了までのこの3週間たくさんのことがありました。雪が降ったり、びっくりするほど晴れたり。エマがキタから風邪をもらってきて、mr.モッツアレラがそれをもらい、数日後私も見事にいただきました。先週はお腹の調子がどうも悪くて火曜日からキタはずっとお休み。はっと気がついたら1月が終わっていて、節分も過ぎ、エマの語彙はまた増え、ご近所さんが亡くなってしまい、オバマ政権がトランプ政権に変わり、友だちがお誕生日を迎え・・・。つい最近年が明けたばかりと思っていたのにもう今は2月の第2週です。

今回の案件は、アメリカがオバマ政権の間に行ってきた地球温暖化対策のまとめと、パリ協定を念頭に今後歩むべき道について書かれたレポートでした。その校正作業をしている間にアメリカの政権が変わりました。トランプ大統領は就任直後に、これまでオバマ政権が行ってきた「気候行動計画」を撤廃し、化石燃料の使用を増やすと表明。翻訳文と元の英語で書かれた文章を見比べながら、何度ため息をついたことか。

今日の午前は前半は家でゆっくりコーヒーを飲み、後半はコルヴィッツプラッツ(Kollwitzplatz)というところにあるLPGというオーガニックのお店でお買い物。LPGはベルリン中に9つの支店をもつオーガニック食品や雑貨類のお店なのですが、コルヴィッツプラッツのLPGのコスメティックコーナーには、ドイツで手に入るオーガニック化粧品類が勢揃いしています。今日は愛用しているドクターハウシュカ(Dr. Hauschka)の製品をいくつか購入。会員価格で買えるので少しだけお得です。その後はキタにエマをお迎えにいかないといけなかったので、せっかくいつもとは違うエリアに出かけたものの、カフェに立ち寄ることもなく帰ってきました。明日はこの間誕生日を迎えた友だちとお茶をした後にランチです。彼女とは子ども連れで会うことが多いので、いつもは楽しいけどせわしないのですが、明日はゆっくりした時間を楽しもうと思います。

最後に、ページ上の写真は先日運河沿いの道をお散歩していたら出逢った雪だるまです。民芸品のような、何とも味のある子でした。私が興奮しながら見ているとエマがにた〜と笑って「カプート?」と一言。カプト(kaputt)とはドイツで「壊れる」の意味。私なりに翻訳すると、「エマ、壊していい?」ということだと思います。砂場で山やトンネルをつくっても、積み木やLegoで遊んでいても、壊すことに最大の喜びを感じる子どもたち。エマも例外ではないようです。

なんだか数週間分の日記を一気に書いたようなブログ記事になってしまいました。

今年の抱負のひとつは早寝なので、もう寝よう。