2016/11/14

プロジェクト開始



先日おじちゃんたちが家の前の運河沿いの木を伐って、チェーンソーで小さく切っていたのでもらいにいってきました。作業をしていたおじちゃんたちはもうすでに運河の対岸にいて、別の木を伐っていましたが適当に積んであったので、状態が良くて自分で運べる大きさ、重さのものを拾ってきました。その2日後にもう一度拾いにいくと、他の人も拾いにきているみたいで、だいぶ減っていました。今日自転車で通りかかったらもう残り2つでした。そして今日、夕方に公園へ行ったら同じように伐られた木が積み上げてあったので、柱になりそうな枝を拾ってきました。

最近木材を拾い集めているのは、ツリーハウス型のドールハウスをつくるためです。家から歩いて20分くらいのところに木工の作業スペースと道具を貸してくれて、さらにアドバイスをしてくれるところがあるので、そこへもっていって作る予定。調べたところ、木の乾燥には数ヶ月、長いものでは1年かかるそう。 もらってきた木が何の木なのかをちゃんと調べないといけないですが、来年3月の誕生日プレゼントに間に合うか、という感じかな。

それにしても伐ったあとの木をそのままに置いておくあたりがベルリンです。

2016/11/13

葉の落ちる音と運河の薄氷

昨日、11月12日の午後2時半
すでにこんなに影が長い

今週末は土日とも奇跡的に(?)青空で、太陽が輝きました。でも、空気はきんっと冷たかったです。

昨日の朝、朝食の片付けをしていたらパラパラという音が。あれこんな晴れてるのに雨?と思ったらなんと裏のプラタナスが一斉に葉っぱを落としている音でした。風はほぼなし。紅葉が始まってからだいぶたってますが、よしついに葉を落とそう、と決めたのでしょうか。

昨晩もまた気温はマイナス。なんと早くも運河に薄氷がはりました。道ばたで見かけたリスやウサギもぱったりいなくなったので、もう冬はそこまできているのかな。



上から、10月30日、11月9日、11月12日

2016/11/09

久しぶりのベルリンフィル

先日出かけたベルリン動物園にいた鹿たち。
動物園にいても、群れをつくり、
見張り番がいる野生は変わらないみたい。
太陽が当たって、本当に美しい光景でした。

先週の土曜日、久しぶりにベルリーナー・フィルハーモニカー(Berliner Philharmoniker)のコンサートを聴きに行ってきました。フィルハーモニーに出向くのはエマが生まれる3週間前以来なので、ほぼ3年ぶり。相変わらず席は上のほう(つまり安い席)でしたが、この会場は本当に良くできていて、どこにいてもよく見えるし、よく聞こえます。もちろんオーケストラのすぐそばの席とは臨場感が違うんだろうけど、それはいつか。 


 演奏曲目は、 ピエール・ブーレーズ(Pierre Boulez) Éclatと、グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)のSymphonie Nr.7。クラッシックは好きだけど特に詳しくない私にとっては両方ともなじみのない曲でしたが、クラッシックには珍しくギターとマンドリンが使われるとのことで、それがどんなものなのか楽しみにしていました。

Éclatは、数は忘れてしまいましたが、10〜15人くらいの少ない奏者での演奏でした。私は通常楽しむことのできないタイプの音楽でしたが、あの晩は別。すっかり引き込まれました。Symphonie Nr.7はオーケストラで。大オーケストラの中にときおり聞こえるマンドリンとギターの音色は本当に優しくて、寒い冬の午後にガラス張りのテラスで温かいお茶を飲んでいるようなそんな気分にさせられました。ちなみにギターはバイオリン奏者のおじいちゃんが掛け持ちをしていたのですが、ギターの出番が終ると元の席へ戻り、バイオリンを奏で始める姿には感動させられました。私にとって、あの晩の主人公はギター弾きのおじいちゃんであったことは間違いありません。

コンサートは、なんと休憩なしで約1時間45分ぶっとおしでした。曲が終るたびに、「ほおっ」と歓声にちかい音や、咳ばらい、ちょっとしたざわめきが聞こえ、曲が始まるとまた静かに。私も「え、休憩なしでまだ続くの?」と思いましたが、曲が終ると「あ、私また聞き入ってた」と気がつくほどすばらしかったです。


さて、私が出かける前、予想通りエマは号泣。最近は号泣するだけでなく、はっきりと自分の要求を言うようになりました。ちなみにこれまでにこんな変化を遂げました。

わーん(泣き声)、ママ〜!!

Nein, nein---! (だめだめ〜という感じかな)

エマも〜。 

エマも、行く〜。

エマもいく。じゃましないから、ね(先日の発言)
エマも、一緒に出かける〜!

 次はなんて言うのかな?


mr.モッツアレラはいつも、「じゃあ、バルコニーからママを見送ろう」と泣いているエマを抱っこして見送ります。なんと泣き声が、家から歩いて1、2分運河の橋の上(下の写真のバスが写っているところ)まで聞こえてきます。・・・次回からはやめてもらうことにしました。

10月末の運河

2016/10/23

登園拒否

ベルリンの紅葉は黄色、茶色が多いので、
こういう赤、オレンジ系はひときわ目をひきます

紅葉まっさかりのベルリンです。

今キタは2週間の秋休み体制で、半分開園の状態。クラスを半分に分けて、半分は最初の1週間、残りの半分は後半1週間に登園。他のグループからも数人加わります。その間に先生やアシスタントは交代で休みと取るというしくみ。エマは先週は休み、今週のグループに参加でしたが、月曜日、火曜日のみ行っただけで、今日からから登園拒否です。

慣らし保育を開始したときの先生は、10月のはじめやっと慣れてきたという頃に育児休暇で2ヶ月の休みに入り、交代の先生は開始してそうそう産休に入り、3人目の先生です。

月曜日はまだ部屋が薄暗い中、むくっと起きて「エマ、キタ、行く」と張り切っていたのに、教室に入って「あれ、何か違う?」と思ったのでしょう。知らない先生がいるし、いつものあの子たちがいない。火曜日はドアのところで泣いてしまい、そのまま先生に預けてはきましたが、公園に迎えに行くとつまらなそうな顔で先生たちの横に腰かけて、遊んでいる子どもたちを眺めていました。そして今日、教室のドアの前で大抵抗。

こういうときの対応って親それぞれなんだろうな、と思います。私が出した結論は、「ではお休みしよう」でした。mr.モッツアレラが最近家にいなかったり、ここ最近ずっとmr.モッツアレラと登園していたのが突然私が連れていくことになったり、先生がまた変わったり、子どもたちの顔ぶれが違ったり。子どもはそういう環境の変化を敏感に受け取るもの。それでなくとも毎日何回も"Papa kommt wieder?"(パパ、帰ってくる?)とか「パパ遅いね」と首をかしげているので、それだけでもいっぱいだよなあ、と思いました。 もしかしたら、私がここでお休みの選択をすることで、もうキタには戻らなくなってしまうのでは、とも思いましたが、週の後半はお休みすることに。ちょうど仕事の締め切りを昨晩に終らせていたので助かりました。

育児って本当に答えがなくて、その時、そのときに、親がこれがいいと思ったことを選んでいくしかない状況がよくあります。キタに行かせるか行かせないかなんて、まだまだ優しい課題なんだろうなと思いますが、新米の私には大きな仕事でした。


2016/10/19

雨ときどき晴れの日


雨が降ってたかとおもいきや、さああっと晴れ間が出て、また雨がぽつぽつ。今日は朝からずっとそんな感じのお天気でしたが、あるときまた晴れ間が出てきて、もしかしたら!と思ったらやっぱり虹が出ていました。エマに「ほら、あそこ見てごらん」と指をさすと最初の数秒はぽかんとしていましたが、突然目をまん丸に。彼女が人生ではじめて虹を見る感動に立ち会えて嬉しい瞬間でした。

昨日の午後、mr.モッツアレラは、ヴィパッサナー瞑想のコースに参加するためにベルリンから車で4時間くらい、チェコとの国境近くの町トリーベル(Triebel)へ出かけていきました。
 
mr.モッツアレラが(たぶん)瞑想をしている間に、私たちはショッピングへ。エマの冬ものを探しに、FINKIDのアウトレットへ行ってきました。収穫はなしだったけど、近くにあったかわいいbioのお店でおいしいクロワッサンをいただきました。帰りは、2階建てバスの上のそれも一番前の席に座れてエマは大興奮。さて、あと10日間の母子家庭生活。どんな日々になることやら。

2016/10/17

言語の使い分け

ベルリンの児童公園はそれぞれに雰囲気があってとても楽しい。
写真はKollwitzplatzの小さいほうの遊び場。



「 エマ auch 食べる イチゴジャム」
これは、ある朝食のテーブルでのエマの発言。みごとなちゃんぽんに私はコーヒーを吹き出しそうになりました。ちなみに、"auch"はドイツ語で「〜も」の意味です。

エマは通常私には日本語で、mr.モッツアレラにはドイツ語で話しかけられますが、私とmr. モッツアレラが英語で話すため、英語も理解します。最近までは、ひとつのセンテンスに日本語、ドイツ語、英語を巧みにちゃんぽんしていましたが、最近は言語を使い分けるようになってきました。私に日本語で何か言ってきて、私が「それならお父ちゃんに話してきたらいいよ」というと、 "papa---! Kann ich....?"と、完璧なセンテンスではないものの、ドイツ語にぱっと切り替わるようになりました。特にキタが始まってから、ドイツ語の語彙がびっくりするほど増えました。

昨日の夕方、友人が遊びにきたので近所のカフェにでもお茶しにいこうと思ってmr. モッツアレラと話していたら、もちろんエマが「エマも行く〜」。正直いってひとりで行きたかった私はme.モッツアレラと相談を開始。そこに涙をたっぷり目にためたエマが登場し、一言。
「エマもいく。じゃましないから、ね(とここで涙がぽろぽろ)」
ひっくりかえりそうになりました。「じゃましないから、ね」って・・・どこで覚えたんだろう??

子どもの言語吸収能力には本当に、本当に驚かされます。

2016/10/10

保育園が始まってひと月たちました

Karl-Marx通りで見つけた絵
見るときの気分によって印象が変わりそう
・・・この青空が恋しいなあ、すでに

先週金曜日、咳があありにもひどいのでかかりつけの家庭医に診てもらいました。私は10年ほど前に風邪をこじらせて気管支炎になっているので念のため。結果は問題なし。ただの風邪ということで一安心でした。さて、その日お医者さんがくれたアドバイス。

1日2リットルの水分を取るように。

出た!1日2リットル。ドイツに来てからいろんな人に言われる、1日2リットル。2リットルの液体ってけっこうな量だと思いませんか?お医者さんが言うには、水分を取らないと体内が甘くなってウイルスたちが喜んじゃうからねー。だから2リットル!まあ、ちょっと意識して水分をいっぱい取るようにしたら、だいぶ回復したような気はします。でも、 2リットルは厳しいな。

さて、エマのキタは開始してからもうひと月たちましたが、実はまだ慣らし保育中です。これまでいつも私かmr.モッツアレラと一緒で、ベビーシッターもつけたことがないので、まあ仕方がないかな。他の子どもを診ていると、どうやらパパとのほうが順調に進んでいるような気がしたのと、私自身もう疲れてきたので、今はmr.モッツアレラが担当。先週後半は朝7:50から3時間キタに滞在したうち、2時間以上教室の外で待機していたというから、進展はあるもよう。私のときは25分が最長記録なうえに、教室に戻ると涙、涙の再会だったので。そして!今日はついに教室の入り口でバイバイできたとのこと。

なによりもエマ本人がキタに行くのを嫌がらないこと、キタについて話をきくと嬉しそうにいろいろお話してくれるので、安心しています。

私がトイレに行こうと教室を出ようとするだけで「ママあああああ!(涙)」のあの頃、「ふう、慣らし保育、あとどれくらいかかるんだろう」と毎日悩んでいたけど、こうやって順調になってくると、あんなふうにキタの中でエマの様子を見れるのはもうないんだなあ、と思ってしまう。子育てってこんなことの連続のような気がします。渦中にいるときは余裕がなくて楽しむことができない。でもその時期が終わってみると、ああもっと余裕をもって楽しめば良かったなあ、あのときのエマはもう戻ってこないんだなあ、と。