2018/04/24

桜が咲きました



先週後半になって近所の桜並木の桜が咲きました。開花後少し気温が下がったので、今日もまだ見事に咲いていました。新緑の淡い緑と濃いピンクのコントラストが本当にきれい。1年でこの時期にだけ見られる光景です。

さて前回少し触れたコミュニティガーデン。正式には「キーツガルテン」(Kiez Garten)という名前なので、これからはキーツガルテンと書きます。

90cmX90cmくらいの小さなスペース
向こうに見えるカラフルなものはサーカス小屋のテント

私たちは今年8月の初旬、ちょうど夏野菜の収穫が始まる頃に2週間ベルリンを離れることになっているので、種蒔きは少し遅らせ、8月中旬に戻ってきた後に収穫をできるようにすることにしました。といっても自然が相手なので、そううまくいくかは不明ですが。ということで、まだ上の写真にあるシルバーのコンテナにミツバチが好むお花の種やわけぎの種を蒔いただけです。真ん中のスペースには、枝豆、きゅうり、人参を中心にハーブ類を少し植える予定です。

キーツガルテンが開始し、知り合いができました。ガルテンはCabuwaziというサーカスやダンスなどの練習場の敷地内にあり、そこにはカフェもあるので、なんとなくふらりとカフェに行くと、ガルテンの仲間がいて、あいさつをかわしたり、野菜の話をしたりとなかなか楽しくなってきました。

2018/04/14

春がきた!花粉症・・・そして新しい試み

飛行機
最近具体的なモノを描くようになってきました

ここ1週間で一気に春の陽気になりました。春がきた!と喜ぶのもつかのま、花粉症がはじまりました。先週のある朝、コーヒーミルをごりごりまわしながら、台所の窓を開けて外を見ていたら、風とともに白樺の木からふわあっと黄色い粉が舞い、思わず窓を閉めてしまいました。白樺の木、近所にけっこうたくさんはえていて、好きな木なのですが、この時期はできれば近寄りたくないです。20日から25日で開花時期=花粉を飛ばしまくる時期が終わるそうです。

3月末に近所でコミュニティガーデンの募集があったので申し込んでおいたところ、一区画使えることになりました。廃材を使用して組み立てた花壇のような小さいスペースなのですが、今からワクワクしています。このコミュニティガーデンは、クンガーキーツ・イニシアチブ(kungerKiezInitiative)という組織のプロジェクトのひとつ。映画上映会や日曜大工やソーイングのワークショップなども開催していて、これからここにいろいろ関わることになりそうです。

2018/03/20

4歳になり、念願の・・・

説明を追加

先日エマが4歳になりました。

今年は保育園にもっていくのと、家でのパーティー用を合わせて、ミニカップケーキをたくさん焼きました。下はヴィーガン(卵・乳製品なし)のケーキで、上にはふんだんにバタークリームを乗せました。ふんだんにといっても、普通のカップケーキに比べれば少ないほうかな。バタークリームは、冷凍いちごをピューレにしたものを混ぜたいちごクリームと、お米のミルクでできたこれまたヴィーガンのチョコレートを混ぜたチョコレートクリームの二種類。下をあっさりヴィーガンレシピにして正解でした。卵やバターを使わないケーキは作るのがとっても簡単。特にドイツ在住の方のために、一番下にレシピを書いておきます。

さて、4歳になって念願の・・・
自転車をもらったエマ、毎日朝から晩まで頭の中は自転車のことでいっぱい。誕生日の翌々日に乗り始めて今日で3日目。すでに乗りこなしています。

ドイツ語でLaufrad(ラウフラード)、日本ではストライダーというペダルがなくて、足で地面を蹴って進む乗り物に2歳の頃から乗っているので、もう自転車の形状の乗り物のバランスを取るのはお手のもの。さらに、恐怖心がない。この恐怖心がないって本当に強みだなと思いました。お誕生日の翌日は残念ながらものすごい強風で断念したのですが、その翌日に「自転車試してみようか」、とお外へ。最初は私が後ろを支えていました。でも、子ども用の自転車本当に低いので、私にとって楽な姿勢ではありません。2、3分くらいしたところで、私の腰が疲れてきたのでパッと一瞬手を離してしまいました。でも、なーんの問題もなくすいすいと進んでいきました。自転車に乗れるようになるまではけっこう時間がかかるかなと思っていたのですが、なんのことありませんでした。

明日は保育園に自転車で行くそうです。


ヴィーガンカップケーキレシピ
材料:
190g   小麦粉(Weizenmehl)*
大さじ2  ベーキングパウダー(Backpulver) 
大さじ1  片栗粉(Stärke) 
120g   お砂糖 (私は80gまで減らしました)
1袋     バニラシュガー
100ml         調理用油Brat- & Backölを使用)
150ml         植物由来のミルク(私はHafermilch:オート麦ミルクを使用)

作り方:
1、粉物をボールに入れて、泡立て器で混ぜる。
2、油とミルクを入れてさらに混ぜる。ここで混ぜすぎないことがポイントです。少しくらい粉のダマがのこっていても大丈夫です。
3、油を塗った型に入れ、175℃に余熱したオーブンで焼く。ミニカップケーキ型で15分くらい、普通のカップケーキ型やマフィン型で20〜25分です。

*小麦粉について。私はType 405を使用。ディンケル粉(Dinkelmehl)だとあまりうまくいかず、いくつか型から外すときに上の部分だけ壊れてしまいました。ディンケルを使うときは、少しアーモンドパウダーを入れるとか、ミルクをもっとスターチの多いものにしたりすればいいのかもしれません。

2018/02/28

シチリアでの予想通りと予想外

毎週土曜日開催のジャルディーニ・ナクソスの市場
エトナ山を見ながらお買い物

この1週間ベルリンはぐっと冷え込み、毎晩マイナス5度以下、日中の最高気温もマイナスという日々。おかげで晴天続きです。気温が5度前後で雨ばかりの天気よりも、こうやってマイナスになって晴天のほうが好きではあるのですが、ここ数日の寒さはちょっと痛いくらいです。

さて、シチリアから帰ってきてすでに1週間が経過し、思い出すのはやはりおいしい食事です。食べもののおいしさは予想していた通りでした。肥沃な土地のおかげなのか、野菜がとてもおいしかったです。野菜をぶつぶつ切って、トマトを放り込んでさっと火を通せば、それだけで絶品の一皿ができる。正直に言うと、ドイツではなかなかそういう野菜に出会えません。

ドイツに戻ってから知ったのですが、日本人はイタリアを旅しているときはあまり日本食が恋しくならないらしいです。というのも、トマトとお味噌・お醤油はともにうまみ成分である「グルタミン酸」が豊富に含まれているから、とのこと。日本人は大豆から、イタリア人はトマトからうまみ成分を取っているんですね。

予想外だったのは寒さです。もちろんベルリンに比べれば気温は高かったけど、風がつめたくて驚きました。滞在の前半はけっこう風が強くて、晴天で日差しはきついけど、風はきりりと冷たく、ある意味エトナ山の雪景色と合っていました。後半は曇りがちだけど、風がおさまり、とても快適でした。

私たちが準備不足だったのは家の中で着る暖かい服です。ベルリンより暖かいとはいえ夜の気温は10度以下。シチリアの家は夏の暑さを考慮して作られているので、日がくれるとしんしんと冷えてくる。ドイツの家、とくに我が家のような集合住宅は、あんなふうに家の中が寒いということがありません。重ね着で着膨れしながらしのぎました。残念だったのは、せっかくのおいしいワインが、冷蔵庫に入れたかのごとく冷えてしまったことです。

2018/02/21

ボンジョルノ!

シチリアのおへそ、エトナ山


またしてもブログ更新しないまま長い時間が過ぎていました。今回は、アカウントの容量オーバーで写真がもう載せられないというトホホな理由。このブログの情報が保存されている自分のGoogleアカウントに保存されているいろいろなものをやっとこさ最近整理して、空きが少しだけできました。もう少しいらないファイルを処分しないといけないですが、とりあえず再開です。

さて、昨日までイタリアはシチリア島に5泊6日で行ってきました。かなり短い旅ですが、太陽を浴びる、ビーチを裸足で歩く、おいしい魚介類を食べるの3つの希望を胸に抱き、寒いベルリンを脱出。すべて満喫してきましたよ。

昨日、ボンジョルノ!の国から、グーテンタークの国へ戻り、魚介類と宿のテラスから見えたエトナ山の風景がすでに恋しくなっています。



2017/07/01

大雨の中クレーに会いに

ベルグリュン美術館の渡り通路の屋根に
みるみるうちに雨がたまっていきました

おととい29日から30日にかけてベルリンは記録的な量の雨が降りました。道路が冠水したり、浸水で非難命令が出た建物があったりと大変で、非常事態宣言が出たほど。 29日は、その後ベルリンが大変になることも知らず、実は被害の大きかったシャルロッテンブルグ(Charllottenburg)にあるベルグリュン美術館 (Museum Berggruen)へ行ってきました。

私のお目当てはパウル・クレー(Paul Klee)。雨のせいもあったのかもしれないけど、ものすごくすいている静かな環境で、じっくり鑑賞させてもらいました。青の使い方が本当にきれい。そして、まっすぐだけど、ただのつまらない直線ではない線。とても魅力的でした。

Paul Klee, Landscape in Blue (1917)

今回クレーの作品を見ていて、突然中学校での記憶がよみがえりました。あるとき美術の宿題で絵を提出したのですが、その絵が銀賞を取りました。なんのコンテストだったか覚えてませんが、たぶん学内のなにかです。そのとき先生に「クレーの絵みたい」と言われ、「クレーって誰?」と思った記憶です。もうどんな絵を自分が描いたかも覚えていないし、先生の顔も名前も覚えていないのですが、クレーの絵に似ていると言われていたなんて!今ならちゃんとお礼を言えるのになあ 笑

Paul Klee, Part of G (1927)


絵を見終わって、地下鉄駅に行く途中、信号機が動いていなくて、大きな交差点には白バイの警察官が立って交通整理をしていました。

行きの地下鉄の中で塩野七尾著の『イタリアからの手紙』を読んでいたのですが、ちょうどそこに、ドイツ人は「信号機が故障していた場合は、いったいどうなるのだろう?」というくだりがあったのを思い出しました。かいつまんで書くと、イタリア人、特にローマの人は信号無視は当たり前。みんなそうだから、信号が青だろうが赤だろうが、それに完全に頼ることなく自分の目で確認する。それに比べドイツ人は信号を守る。赤ならしっかり止まる。そのかわり青になったらレースさながら発信する。横断歩道の途中で渡りきれず立ち往生している歩行者がいたら、その人が悪い。規則は規則だから。

いたるところで鳴らされるクラクション。遠くから聞こえてくる救急車や消防車のサイレン。そのために道を開けなければという緊張感。大混乱という状況ではないけど、まるで逆走行している車が点在しているかのような、これ以上何かが崩れると一気に混乱していくような雰囲気でした。こんな状況の中では、普段から自分の判断で行動している国民のほうが臨機応変に対応ができるのかもしれないなあと思いました。   

今日もほぼ一日雨でした。 ベランダのトマトやバジルたちはうなだれてます。明日は太陽が出るかな。せめて雨が降らなければ良しとしよう。でも、もし雨が降ったらクレーの雨の絵でも見て(インターネットでだけど)心をなだめよう。  

2017/06/25

年に1回のアートイベント:48 Stunden Neukölln



昨日、今日と、年に1回私たちが暮らすノイケルン地区で開催されるアートイベント、"48 Stunden Neukölln(アフト ウンド フィアツィヒ・シュトゥンデン・ノイケルン)"でした。

毎年このイベントの2日間はうちの前の運河をライブミュージック付きの船が通るので、いつかそれに乗ってみたいと思っていました。昨日も何回も音楽と共に船が通って、そのたびにエマは大興奮。夕方にはベランダから見ているだけでは物足りなさそうなので、うちの斜め向かいの船着き場まで行ってみました。偶然係りのお兄ちゃんが暇そうに立っていたので、チケットについて聞いてみると、明日の12時すぎにそこ行けば買えること、チケット代はひとり2ユーロという情報を入手。

起きたとたん船の話ばかりして「いま 行く?」と何度も聞いてくるエマを何度もなだめて、ついに12時。無事チケットを購入しました。


二日酔いのmr.モッツアレラと待ちきれなくてうずうずしているエマを連れて船着き場へ。時折雨が落ちてきましたが、青空もあり、暑すぎることもなく快適でした。何よりもいつもは見ているだけの運河の上を船で移動し、いつも見ている風景を運河から眺めるのはおもしろかったです。

私たちは1時、3時、5時と当日券の発売があったうちの1時の船に乗ったのですが、船を降りたとたんエマがもう1回乗りたいと言うので、二日酔いで船に乗って顔色が変わってしまったmr.モッツアレラには先に家に帰ってもらって、3時のチケットも購入。結局1回45分、合計1時間半のライブミュージック付きクルーズを破格の値段で楽しませてもらいました。

人によっては、このイベント"48 Stunden Neukölln"をジェントリフィケーション(都市の居住地域を再開発して高級化すること)のひとつだと揶揄する人もいますが、私は関係ないような気がします。以前は人があまり住みたがらなかったノイケルンが今や人気のエリアになり、地価が高騰してしまったのも、年に1回のアートイベントなんかよりももっと大きな力の影響だと思います。 

"48 Stunden Neukölln"では、ギャラリーやアトリエのほか、お店もアートスペースになるとか。来年は父子を船に乗せて、私はギャラリー巡りしようっと。